学会企画

キャリアパス委員会主催ランチタイムセミナー2023

Part1「事前アンケートから考える:人生の選択肢を増やすためのPh.D.」

日 時:2023年12月6日(水)12:00~13:15(75分)(年会初日)

会 場:第10会場(神戸国際会議場3階国際会議室)

司 会:甲斐 歳惠(大阪大学大学院生命機能研究科)

イントロダクション

甲斐 歳惠(阪大)

聴衆参加型ディスカッションwithキャリアパス委員

甲斐 歳惠(座長/阪大)、井関 祥子(医科歯科大)、大川 恭行(九大)、鐘巻 将人(遺伝研)、
胡桃坂 仁志(委員長/東大)

大学の4年制学部や修士課程を卒業・修了して就職、あるいは6年制学部を卒業して国家試験で資格を取得し専門職に就く、といった道もある中で、さらに博士課程へ進学して博士号を取得するキャリアを選択する意味と、その価値とは何なのでしょうか?博士号があると、その先の人生にどのような選択肢ができるのでしょうか。キャリアパス委員会では今年8月に事前アンケートを実施し、学生・ポスドク・non-PI・PIなど異なる立場の方々に、博士号に対する意識や進路選択時に参考にした意見、海外志向についてお聞きしました。ランチタイムセミナーの当日は、異なる立場の人たちがこの問題についてどのように考えているのか、アンケート結果をもとに、立場や年齢による違いや共通点について紹介し、特に興味深い経験や個別の意見について、パネラーや参加者の皆さんと一緒に深掘りし、考えたいと思います。博士号を取得すべきかどうか、取得後のキャリアの可能性について、あるいは今後の研究者人生の方向について、何かのヒントや思いもよらない可能性が見つけられるかも知れません! 皆様、是非奮ってご参加ください!

※参加者の皆様にご自身のスマートフォン・タブレット端末等から専用サイトへアクセスしていただき、ご意見やセッション中に行うアンケートの結果などを会場のスクリーンでリアルタイム表示する「オーディエンスインタラクションツール(Slido)」を導入します。

企画

甲斐歳惠(座長)、井関祥子、大川恭行、鐘巻将人、來生(道下)江利子、武部貴則、胡桃坂仁志(委員長)

Part2「博士についてのお悩み解消!~Ph.D.の価値と可能性について~」

日 時:2023年12月7日(木)12:00~13:15(75分)(年会2日目)

会 場:第10会場(神戸国際会議場3階国際会議室)

司 会:佐田 亜衣子(九州大学生体防御医学研究所/熊本大学国際先端医学研究機構)

講演

小林 武彦(東京大学定量生命科学研究所)
「マルチプレーヤーとしての博士の価値」

聴衆参加型ディスカッションwithキャリアパス委員&小林武彦氏

佐田 亜衣子(座長・九大/熊本大)、岩崎 由香(理研)、西山 朋子(京大)、平谷 伊智朗(理研)、
三浦 恭子(熊本大)、胡桃坂 仁志(委員長/東大)、小林 武彦(東大)

博士号は世界的に通用するパスポートとも言われ、キャリアの選択肢が広がり、個人の力が問われるこれからの時代こそ、大きな価値を持つものと考えられます。一方で、博士課程へ進学することや将来のキャリア、ライフイベントとの両立など、漠然とした不安を抱えている人も少なくないでしょう。本セッションでは、小林武彦さんを講師にお招きして、博士人材の多様なキャリアパスの例や研究で得られたスキルを活かした活動、プライベートな時間の過ごし方などについて、聴衆の皆さまと相互作用しながら情報共有と議論を行いたいと思います。

※参加者の皆様にご自身のスマートフォン・タブレット端末等から専用サイトへアクセスしていただき、ご意見やセッション中に行うアンケートの結果などを会場のスクリーンでリアルタイム表示する「オーディエンスインタラクションツール(Slido)」を導入します。

研究倫理委員会企画・研究倫理フォーラム

「生成AIと科学研究: 共創の未来を目指して」

日 時:2023年12月6日(水)18:30~20:00

会 場:第9会場(神戸国際会議場1階メインホール)

今回の研究倫理フォーラムでは、生成AIが研究倫理に与える影響について考えます。講演者の岡崎直観先生は、大規模言語モデル(LLM)と関わりが深い自然言語処理研究のトップランナーのおひとりで、機械学習の世界でもっとも権威のある国際カンファレンスのひとつであるInternational Conference on Machine Learning (ICML)で論文査読や論文執筆におけるLLM利用のポリシーメイキングに関わった経験があります。これらを踏まえて、LLMの近年の発展、科学論文とLLMの関係についてご講演頂きます。本フォーラムではまずは現状と機械学習の論文でどこまで何が許されているのかを情報を共有し、今後の議論につなげることを目的とします。
本フォーラムが開催される時までにLLMによって何が起きているのか、どのような社会に変貌しているのか、予測が難しく、企画がどのような形で成立するかはわかりません。そのような”わからなさ”や時代の変化と向き合いながら、LLMによる研究・教育環境への影響についても議論できればと考えております。

講演

岡崎直観(東京工業大学情報理工学院)

パネルディスカッション

二階堂愛(座長)、大谷直子、三浦正幸、後藤由季子、岡崎直観

企画:日本分子生物学会 研究倫理委員会+理事長

小安重夫(委員長)、大谷直子、二階堂愛、三浦正幸、吉村昭彦(以上委員)、後藤由季子(理事長)

第46回通常総会

日 時:12月7日(木)18:30~19:30

会 場:神戸国際展示場2号館1階 特設会場

※会場では軽食をご用意いたします。(先着順/数に限りがありますこと、ご了承ください)