メンタリングプログラム 

2022 医学教育研究メンタリングプログラム
メンター・メンティー募集のお知らせ

日本医学教育学会研究推進委員会では、学会員の医学教育研究活動の促進並びに日本における医学教育研究の発展のために、下記に示す「医学教育研究メンタリングプログラム」を2022年8月の第54回日本医学教育学会大会にて企画しております。 

本プログラムの主な目的は、医学教育研究に関心のある日本医学教育学会会員(メンティー)が、医学教育研究に精通した他施設の学会員(メンター)と一対一で研究テーマや研究方法などについて個人的に直接相談する機会を提供することです。研究に関連することに加え、勉強法や今後のキャリアパスについての相談も、本プログラムの目的の1つとなっていますので、医学教育研究の初学者の方にも参加していただきやすくなっています。

本プログラムでは、研究推委員会事務局が応募者間のマッチングを行い、面談のきっかけ作りのお手伝いをさせていただきます。具体的な相談内容や、大会での面談終了後のやりとりについては、基本的にメンター・メンティー両者間にて決定していただく形になりますことをあらかじめご了承ください。

参考:医学教育研究メンタリングプログラム 参加者の手引き



本プログラムの実際の流れ

  1. 大会前に、プログラムの参加者(メンターおよびメンティー)を、ホームページを通じて募集する。
    – 先にメンターの登録を行い、メンターリストを適宜大会HPに掲載する。
    – リストを参考に、メンティーの登録を行う。その際、メンターの指名も可能とする。
  2. プログラム事務局で、メンティーからの希望や指名、個人の研究内容や経歴を踏まえてマッチングを行い、参加者に連絡する。
  3. 大会当日までに、マッチしたメンティーとメンターは、参加者同士で大会が設定したオンライン上のスケジュール枠を踏まえて面談の日時を相談し、決定しておく。(なお、限られた時間であるため、相談内容も事前にメール等で調整しておくことが望ましい)
  4. 大会終了後のやりとりについては、本プログラムからの強制的なものはなく、参加者同士に一任する。

2010年度から開始した本プログラムには、これまでの12年間(コロナの影響で開催中止年度あり)で合わせて67組のメンター、メンティーが参加されました。



参加者の声から:

《メンティーより》

  • 今まで、この分野に関してアドバイスを受けることが全くなかったので、このようなプログラムを機会にさらに学習しようと思いました

  • 助言を頂いたことによって、漠然としていた研究テーマを深く掘り下げることができました

《メンターより》

  • 様々な分野のメンティー希望者との出会いがあり、互いにとって学びになると感じています

  • 人材育成の重要性と責任を一層感じるようになりました

大会開催期間中のお忙しい中ではありますが、ぜひメンターやメンティーとして、本プログラムへの積極的なご参加をお待ちしております。



参加資格

  • メンティー

    日本医学教育学会会員であること(学会当日の入会も可)
    経験年数、職位等は、特に制限ありません
    費用:無料(ただし、大会参加費は事前にお支払いいただく必要があります。)

  • メンター

    日本医学教育学会会員であること(登録時点で)
    メンティーからの研究相談に応じていただける方
    経験年数、職位等は、特に制限ありません
    報酬:なし



定員

  • メンティー 5名まで
  • メンター  10名程度(マッチングは5名まで)

メンティーは当学会の会員を優先し、原則として先着順で選考します。



申し込み方法

以下のサイトより、必要事項を記入し、申し込みをお願い致します。



申し込み期間

  • メンター :2022年6月1日(水)より6月10日(金)正午まで
  • メンティー:2022年6月15日(水)より6月30日(木)正午まで


メンターのリスト

氏 名 所 属
石川 ひろの 帝京大学大学院 公衆衛生学研究科
今福 輪太郎 岐阜大学 医学教育開発研究センター
大久保 由美子 帝京大学医学部
大西 弘高 東京大学医学系研究科医学教育国際研究センター
医学教育国際協力学
片岡 仁美 岡山大学病院 ダイバーシティー推進センター
菊川 誠 九州大学大学院医学研究院 医学教育学講座
倉島 庸 北海道大学医学研究院 クリニカルシミュレーションセンター
武冨 貴久子 札幌市立大学
松山 泰 自治医大 医学教育センター


問い合わせ先

日本医学教育学会 研究推進委員会
医学教育研究メンタリングプログラム事務局
jsme.erc@gmail.com