大阪大学の永井です。今年の年会長をしています。
ここでは今年の年会のコンセプトと全貌を直接ご説明します。
カタめの年会長挨拶はこちらからどうぞ。

さて!第57回日本生物物理学会年会は2019年9月24日(火)から26日(木)の3日間、宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾートにて開催する運びとなりました。

何故宮崎で開催なのか?

それはひとえに「年会参加者の、年会参加者による、年会参加者のための交流の場」を実現したいからに他なりません。そのために本年会のコンセプトとして「祭り」を掲げました。ご存知のように、生物物理学会年会では、一年に一度、会員間の研究情報の交換を目的に、全国の大学および国・公立・民間の研究機関等より約1,500人の研究者が一堂に会し発表と討論が行われております。1,500人を一堂に集めるには、それなりのスペースが必要です。

今回、参加者1,500人全員で「祭り」を行うべく、1フロアで全員収容可能な会場を用意しました。それが2000年にG8サミットが開催された宮崎フェニックス・シーガイア・リゾートです。都会の雑踏から離れ、まさに、G8サミットのごとく、他のことにうつつを抜かすことなく、3日間、思う存分サイエンスの祭りに専念できるのです。

サイエンスに専念?会場周辺に何もあらへんやん。昼ごはんはどないすんねん?

ご安心ください!会場外に昼食の場を探す必要も無いように、参加者全員がお昼ご飯にありつけるだけのランチョンセミナーを開催します。特に本年会では、ランチョンセミナーをバイオフィジクスセミナーと改名し、より科学的な企業紹介をみなさまに提供致します。

1フロアに1,500人?企業展示ブースは全く別の部屋に設置されるんか?行き来が大変やん?

ご安心ください!企業展示ブースはフロアのど真ん中にあり、ポスター会場に取り囲まれています。ポスターセッションで科学的議論に疲れたら、気軽に企業展示ブースに足を運ぶことが可能です。

シーガイアは宮崎市街地からめっちゃ離れとるやん。会場と市内ホテルとの往復がめっちゃしんどいんちゃう?

ご安心ください!シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートホテルに極めてリーズナブルな価格で宿泊できます。是非ご利用ください!

いや、そやかて年会参加費が高すぎて参加でけるかどうか分からへんわ。

ご安心ください!トラベルグラントを設けました。特に学生や若手研究者の皆様、是非ご応募ください!みなさまの不安は全て取り除きました。まさに至れり尽くせりの年会です。

なんと!それだけではありません!本年会の懇親会は会場に隣接する広大な野外芝生広場で開催いたします。まさに年会トップページのイラストを地で行く「お祭り」懇親会です。この懇親会では新しい試みとして、研究者と企業の方との交流を促進する情報交換特別展示場を設けます。きっとご自身の研究に有用な情報が今まで以上に得られることでしょう。その他にも懇親会では「あっ!」と言わせる仕掛けが目白押しです。

極めつけはなんといっても、シーガイア周辺のリゾートアクティビティです。年会後に、ゆっくりと宮崎のさわかやかな風を感じながらフェニックスカントリークラブでゴルフを楽しむもよし。宮崎神宮で論文アクセプト祈願をするのもよし。日南海岸でサーフィン三昧もよし。ご自身の色々と相談の上でお楽しみいただければと思います。

もちろん、研究発表そのものにもぬかりはありません。肝心の昼間のセッションではシンポジウムやポスターセッションに加え、生物物理学の基礎から最新情報まで全体を俯瞰できるカレントトピックセッション、企業トーク、キャリアセミナーなどみなさんの知的好奇心をくすぐる企画が満載です。

初秋の宮崎は、夏のギラギラした暑さが和らぎ、さわやかな季節です。もう少しだけseason in the sun! 本年会は真夏さながらの熱気できっと次のサイエンスにつながる相転移を起こすこと間違いなし。早朝から深夜、そしてアフター学会までとことん生物物理学の進歩に触れ、新たな切り口から生命現象を討議しませんか?

参加者の皆様が存分に楽しんで頂ける魅力満載の年会になるよう年会実行委員会一堂で準備を進めています。多数の演題応募とご参加を心よりお待ちしております。

祭りだ!祭りだ!サイエンスのお祭りだ!
みんな宮崎に集まれ!

年会長 永井健治(阪大)より