第80回日本栄養・食糧学会大会

会頭挨拶

第80回日本栄養・食糧学会大会
会頭 松尾 達博
(香川大学農学部)

会頭挨拶写真

このたび、第80回日本栄養・食糧学会大会を、2026年5月15日(金)から17日(日)までの3日間、香川県高松市のコンベンション施設「サンポート高松」にて開催する運びとなりました。節目となる第80回大会を、香川で開催できることを大変光栄に存じます。

皆様ご承知のとおり、日本栄養・食糧学会は、栄養・食糧学に関する科学的研究の推進を目的として、毎年年次大会を開催してまいりました。栄養・食糧学の不変かつ究極の目標は、人々の健康の維持・増進を通じて、豊かな人生の実現に貢献することです。本大会では、あらためてこの原点に立ち返り、「栄養と食糧科学で支える健康長寿社会の実現」をメインテーマに掲げました。日本人の平均寿命は世界でも最長クラスにありますが、平均寿命と健康寿命の差は男女ともに約10年とされており、これは重要な社会課題のひとつです。本大会が、この健康寿命の延伸に貢献する新たな知見の創出と、実践に向けた議論の場となることを期待しております。本大会では、特別講演、教育講演、シンポジウム、市民公開講座など、多彩な企画を予定しております。また、国際交流や他学協会との連携を積極的に推進するシンポジウムも企画し、栄養・食糧学の研究拠点としての本学会の使命を果たしてまいります。中心となる一般講演は、すべて口頭発表形式にて実施いたします。多数のご発表と活発な討論を心より期待しております。また例年どおり、優秀学生発表の表彰も行います。次世代を担う学生の皆様には、ぜひ積極的にご発表いただきたく存じます。

なお、香川県での年次大会開催は本学会の歴史において初の試みです。香川県単独では実行委員の人数に限りがあるため、中四国支部の9県が連携し、英知を結集して準備を進めております。会場のサンポート高松はJR高松駅に隣接しており、高松空港からもリムジンバス1本でアクセスできる非常に利便性の高い立地です。さらに、各発表会場も近接しており、参加者の皆様の移動負担も最小限に抑えられるものと存じます。

年次大会は、研究者同士が交流し、新たな知見を共有するとともに、新しい研究アイデアやプロジェクトが生まれる貴重な機会です。また、学術的な議論にとどまらず、親睦を深め、新たなネットワークを築く場としても大きな意義があります。多くの皆様のご参加とご発表を、心よりお待ち申し上げております。