プログラム

プログラム・抄録集に誤記および変更がありました。お詫びして訂正いたします。
プログラム・抄録集正誤表

プログラム詳細

 

会長講演

感染管理のさらなる躍進~新時代に一歩前に進もう~


座長:
平松 玉江(国立がん研究センター東病院)

演者:
家入 裕子(山口県立大学看護栄養学部看護学科)

 

ジョイントプログラム

中国と学ぶ中材業務の質保証


座長:
洪 愛子(神戸女子大学 看護学部)

演者:
張 青(中華護理学会消毒供応分会(中国看護協会CSSD委員会) 主任委員/北京協和病院中材師長)
銭 黎明(中華護理学会消毒供応分会(中国看護協会CSSD委員会) 副主任委員/上海瑞金病院中材師長)
小野 和代(東京医科歯科大学 統合診療機構)

 

COVID-19緊急企画

新型コロナウイルス感染症 アップデート


座長:
小坂 まり子(山口大学医学部附属病院)

演者:
忽那 賢志(国立国際医療研究センター 国際感染症センター 国際感染症対策室)

 

教育講演

教育講演1

どのように活用するか!最新のガイドライン


座長:
平松 玉江(国立がん研究センター東病院)

演者:
渡邉 都貴子(山陽学園大学)
概要:
感染対策マニュアルの作成や現場での指導にガイドラインを参考にすることがある。
CDC(アメリカ疾病管理予防センター)のガイドラインを使用することが多いが、そのほかにもWHO(世界保健機関)やヨーロッパのガイドラインなど、国内外に様々な感染対策に関するガイドラインがある。
最新のガイドラインの紹介と新しいガイドラインの情報をどうやって得たらよいのか、また、現場の感染対策が向上するガイドラインの活用方法についてご講演いただく。

教育講演2

世界で取り組むべきAMR問題 -わが国の成果について-


座長:
森下 幸子(公益社団法人日本看護協会看護研修学校)

演者:
大曲 貴夫(国立国際医療研究センター 国際感染症センター)
概要:
世界保健機構(WHO)は2011年に"No action today, no cure tomorrow(今日動かなければ、明日の治療はない)"として、AMR問題を世界中で取り組むべき問題として取り上げられた。
そして、2016年4月5日、我が国として初めての薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが決定され国民を巻き込んだ対策が進められている。
既に成果が出始めているところであるが、その新情報を今後の取り組みについて解説いただきたい。
また、感染管理認定看護師はAST活動にも期待を受けているところであるが、感染症治療について情報が不足しているところである。
感染症治療の基本的な考え方、抗菌薬の基本的な知識にも触れていただきたい。

教育講演3

新たなるファシリティマネジメント/紫外線環境消毒


座長:
大野 公一(一般社団法人 安佐医師会)

演者:
大毛 宏喜(広島大学病院 感染症科)
概要:
病院環境は病原体の伝播経路でもあり、環境整備は手指消毒と同様にとても重要な感染対策のひとつである。病院環境の消毒として紫外線(UV)を使用した消毒方法がある。UVは細菌細胞内のDNAがもつ情報を分解することで菌を減らす、増殖を防ぐものと考えられており、残留物が残らず環境にやさしい、対象物にほとんど変化を与えない、管理が容易で自動運転するなどの利点がある。
しかしながら、対象が表面に限られ、光を遮るものがあると効果がない、長時間かかる、光にあたると眼や皮膚などに健康障害を起こしやすいといったことから、病院内での環境整備での普及は限られていた。
このことから、各病院内において薬剤耐性菌患者が入室したハイリスクな病室、処置室などは環境整備(消毒)を行っているケースが多いと考えられる。ただ、環境表面の清掃、消毒は高頻度接触面を中心に行っているが、拭き残しなどの個人差や薬剤耐性菌への効果が低いことも課題とされている。
病院内では薬剤耐性菌が散発的に発生している現状から、手指消毒の励行、日常の環境消毒だけでは限界があり、また、消毒薬による薬害、環境汚染が問題にもなっている。
最近は、ハイリスクな病室を対象に通常の環境整備にUVを追加することにより、病室に限らず病院全体での薬剤耐性菌の減少に効果があると注目されている。今後の感染対策の一層の強化、業務の効率性を含め、紫外線環境消毒の有効性についてご講義頂きたい。

 

シンポジウム

シンポジウム1

兼任CNIC必見!ここまで出来るサーベイランス!~「コツ」「工夫」大公開~

座長:
勝平 真司(医療法人伯鳳会 赤穂中央病院)
峯 麻紀子(重工記念長崎病院)

演者:
宮内 めぐみ(医療法人 久英会 高良台リハビリテーション病院)
稲岡 梨乃(北播磨総合医療センター)
滝澤 美和(東京歯科大学市川総合病院 看護部 手術室)
野館 陽(独立行政法人国立病院機構函館病院)

概要:
サーベイランスは感染管理を行なう上で必須の項目であり、施設の財産となるため、自施設で実践しデータを活用している専従のCNICは多い。しかし専従ではなく、兼任で感染管理を実践しているCNICは研修でサーベイランスを学び自施設で実践したくても活動時間が限られているため実施出来ない、または実施しても不十分だと思っている兼任CNICは多いのではないか?またICNJのアンケートで実施してほしいレクチャーにサーベイランスが上位に上がっているため関心の強さが伺える。
そこでこのシンポジウムでは兼任で業務を行いながらもサーベイランスを実践されている4名の演者の方に初めてサーベイランスを行なうCNICに対して兼任で実践されているサーベイランスの自施設での現状や実践していく上での「コツ」「工夫」等ついてお話ししていただき、聴講者と共有し、今後のサーベイランス活動の一助となるようなシンポジウムを開催する。
①宮内めぐみ様(加算2 リハビリテーション):リハビリテーション病院でのサーベイランスの実際について
②稲岡梨乃様(加算1 ICU): ICUでのサーベイランス活動の実際について
③滝澤美和様(加算1 手術室):手術室でのサーベイランス活動の実際について
④野館陽様(加算1 病棟):病棟でのサーベイランス活動の実際について
1)活動日及び活動時間 2)具体的なサーベイランス活動内容 3)現在のサーベイランス活動に対する思い(兼任だから困っていること、困った局面を打開出来た時のこと、味方にすべきキーマン) 4)兼任CNICがサーベイランスを実践するコツ 5)今後のビジョン について各々発表していただく。

シンポジウム2

活動の幅を広げよう!ICNのキャリアアップ

座長:
森下 幸子(公益社団法人日本看護協会看護研修学校)
勝平 真司(医療法人伯鳳会 赤穂中央病院)

演者:
橋本 渚(社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会千里病院)
稲泉 信行(独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)星ヶ丘医療センター)
三浦 美穂(久留米大学病院 感染制御部)
菊地 義弘(地方独立行政法人宮城県立病院機構 宮城県立がんセンター感染対策室)

概要:
日本看護協会は、国民への質の高い医療の提供を目的に、1994年に専門看護師制度、1995年に認定看護師制度、1998年に認定看護管理者制度を発足させた。また、時代とともに社会や人々のニーズに沿い、看護師がその役割をさらに発揮するため、2014年6月に「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設され2015年10月より施行されている。現在、医療機関や教育機関などにおいて感染対策・感染症看護に係る多くの認定看護師や専門看護師が、日々、研鑽して仕事に携わる中で、看護の質・医療の質向上のため、更にキャリアアップを図っている。今回は実際にキャリアアップを図った感染管理認定看護師が、その動機やキャリアアップ後の具体的活動についてご教示いただく。

シンポジウム3

今までの麻疹対策で大丈夫? ~ 平時の備えとアウトブレイク対応 ~

座長:
今本 紀生(JA広島総合病院 感染防止対策室)
濱野 飛鳥(社会医療法人 畿内会 岡波総合病院)

演者:
田辺 正樹(三重県医療保健部)
村田 織江(マツダ株式会社マツダ病院)
四宮 聡(箕面市立病院 感染制御部)
土佐 理恵子(市立札幌病院 医療品質総合管理部 感染管理担当課)

概要:
2019年度も関東、近畿を中心に麻疹の報告件数が増加する中、他の地域においても発生報告が続いている。そのような状況の中、病院内の感染管理に加えて地域対応や関連組織との調整で工夫・苦慮された体験などを具体的にご教示いただく。
1. 三重県医療保健部医療政策総括監:田辺 正樹 先生
医療に依存しない(ワクチン接種しないなど)信仰生活を重んじるコミュニティーの中で麻疹がアウトブレイクするなど、2019年度の国内麻疹流行初期に感染者が増加していく中で経験(対応)された施設内の感染管理や地域・行政との連携などをお話しいただく。
2. 箕面市立病院:四宮 聡 先生
近畿圏(大阪)で感染者が増加する状況下(保健所が麻疹の発生病院名を公表しなかった等の行政の対応も注視される中)で、施設の対応が報道にも取り上げられた箕面市立病院における麻疹対応(特に外来患者や地域住民への対応、行政との連携など)をお話しいただく。
3. マツダ病院:村田 織江 先生
海外からの持ち込み(初発)から始まった病院の母体企業社内でのアウトブレイクに対して、病院内の感染対策に加えて企業病院のICN(ICT)として母体企業の感染管理に介入した経験(介入の難しさも含めて)をお話しいただく。
4. 市立札幌病院:土佐 理恵子 先生、他
平時から、委託職員を含む病院職員のワクチンプログラム(ウイルス抗体価の管理やワクチン接種)が遂行され、職員の安全な労務環境の整備に取り組まれててきた活動を第8回日本感染管理ネットワーク学会学術集会でも報告されている市立札幌病院のICNに現在の体制が整備できるまでの歴史や更なる課題などをお話しいただく。

シンポジウム4

新型コロナウイルス感染対策 地域支援


座長:
平田 早苗(川崎医科大学附属病院)

演者:
山根 啓幸(庄原赤十字病院 感染制御室 感染危機管理)
國弘 健二(済生会下関総合病院 看護部)
松山 初枝(鳥取生協病院 MQ推進室)
牧野 貴之(大田市立病院 感染対策室)
柳本 亜由美(井原市民病院 院内感染対策室)

概要:
新型コロナウイルス感染症対策においてCNICが担った役割は幅広く、所属施設の対策整備はもとより近隣施設や行政、教育機関、企業など多方面からも支援を求められ、実践してきたCNICは少なくない。また、地域の中でCNIC同士が連携した新型コロナウイルス対策を経験された方もいる。
本シンポジウムは、新型コロナウイルスの流行終息に向けて、様々な立場で活躍するCNICの地域支援活動に繋げることを目的に、中国地方で活躍するCNICの方々に、実際に地域の中で新型コロナウイルス対策の支援活動を積極的に行った経験、取り組みをご教示いただく。

 

ベーシックレクチャー

ベーシックレクチャー1

結核の今、そしてこれから ~専門医がいない施設での対応は?~

座長:
谷岡 みゆき(山口大学医学部附属病院 感染制御部)

演者:
松永 和人(山口大学大学院 医学系研究科 呼吸器・感染症内科学講座)
概要:
結核は患者数及び罹患率(人口あたりの新規結核患者数)が順調に減少しているものの、今でも年間約17,000人の新しい患者が発生し、約2,000人が命を落としている日本の主要な感染症である。医療施設等において集団感染の事例も報告されている。近年では結核患者の多くを高齢者が占め、平成29年結核新規登録患者の約6割が70歳以上の高齢者となっている。また海外からの持ち込みの症例もあり、輸入感染症としての注意も必要となっている。集団感染を防ぐために、今そしてこれから私たちはどのような対策をとっていく必要があるかなどについてお話しいただく。
専門医不在の医療施設で勤務するCNICも多いため、結核を強く疑う典型的な画像や基礎疾患・症状等および抗原特異的インターフェロン-γ遊離検査 (IGRA)の結果の判断についてもご教授いただく。

ベーシックレクチャー2

感染対策に活用できる費用対効果

座長:
今本 紀生(JA広島総合病院 感染防止対策室)

演者:
福田 治久(九州大学大学院医学研究院)
概要:
感染防止対策加算、地域連携加算および抗菌薬適正使用支援加算が見直し・新設され、感染対策の原資が診療報酬によって獲得可能になった。しかし、今後の改定次第では、その原資を失うことになり、感染管理担当者が、感染防止のために期待される活動や新規材料の導入を希望したとしても、短期間に発生する初期費用を理由に要望が通らない場面が増大していくことが懸念される。そのため、病院感染対策活動を展開する上で、活動の効率性や価値を数値として提示し、病院幹部を説得するための技術が不可欠になっていくことが予測される。
感染症発生による追加的医療費の推定についても専門的に研究されている福田先生に、感染管理領域における活動の費用対効果を『見える化』するための基本的技術(手法)や、参照すべき文献等の紹介を含めてご講演いただく。

ベーシックレクチャー3

精神科領域で薬剤耐性菌対策を考える~高齢化、身体合併症、かわりゆく現場の中で~

座長:
戸川 桂一(地方独立行政法人山口県立病院機構 山口県立こころの医療センター)

演者:
別所 千枝(JA尾道総合病院 薬剤科)
概要:
精神科医療の現場でも入院患者の高齢化に伴い、身体疾患を持ちながら入院する精神疾患患者や認知症患者が増えている。また、近年は発達障害、高次脳機能障害など、精神科医療の現場は複雑化している。精神科領域においても、薬剤耐性菌対策は重要な感染対策の一つであると言える。しかし、単科の精神科病院では、抗菌薬適正使用支援や適切な感染対策を実施していくためには様々なハードルがある。感染管理認定看護師の中には、近隣の精神科病院へ感染対策の指導や相談支援を行う者もおり、精神科ならではの感染対策の難しさを実感しているだろう。精神障害者の行動特性に配慮した感染対策について、ご教示頂く。

ベーシックレクチャー4

初めての執筆依頼!学会誌投稿!あなたは大丈夫?

座長:
家入 裕子(山口県立大学 看護栄養学部 看護学科)

演者:
土田 敏恵(兵庫医療大学 看護学部 看護学研究科)
概要:
感染管理実践者として様々な活動を実践しているが、「その成果を論文にしたい」、「雑誌に活動報告を投稿したい」と思いながらも、「書く」ことに苦手意識を持っているICNは多いのではないだろうか。特に、初めて執筆依頼が来たが、どのように書いて良いかわからないと戸惑う人も多いと考えられる。
看護系大学教員として大学生や大学院生への研究指導経験豊富な演者に、論文を書くことの意義や今更聞けない論文作成の基本的な知識やルール、メディアリテラシーなどの「論文作成のいろは」を解説していただきながら、読者をひきつける文章の書き方についてレクチャーしていただく。

 

一般演題(pdf)

共催セミナー

共催セミナー01

抗菌薬適正使用における看護師の役割~誤嚥性肺炎を中心に~

日時:
5月15日(土)14:00-14:50 ※日時限定配信となります。

演者:
寺本 信嗣(東京医科大学八王子医療センター 呼吸器内科)

共催:
杏林製薬株式会社

共催セミナー02

意外と難しい!次亜塩素酸ナトリウムの品質管理ーできていますか?より安全な療養環境の提供ー

座長:
伊瀬知 美加(山口大学医学部附属病院 感染制御部)

演者:
器材の洗浄・消毒と環境整備の手順を見直して~お使いの消毒薬、誰が作っても同じ品質が保てていますか?
樋渡 美紀(社会医療法人財団 池友会 新行橋病院 医療安全管理部門)
次亜塩素酸ナトリウムのピットフォール
橋本 治(公益財団法人 建和会 戸畑けんわ病院 薬剤科)

共催:
吉田製薬株式会社

共催セミナー03

コロナ禍の中で考える最適な血管アクセス

演者:
ジョン ベル(Association for Vascular Access(静脈血管アクセス学会))

共催:
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

共催セミナー04


演者:
CAUTIの最新情報と陰部清拭用ワイプの評価の考察
森兼 啓太(山形大学医学部附属病院 検査部/感染制御部)
CAUTIの医療経済評価と陰部清拭用ワイプについて
本田 順一(社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 診療統括部門5 副院長/医療の質管理本部/感染制御科診療部)

共催:
株式会社メディコン

共催セミナー05

手荒れ対策と手指消毒剤の選択

日時:
5月15日(土)※日程限定配信となります。

演者:
坂木 晴世(国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 感染管理・感染看護学領域)

共催:
テルモ株式会社

共催セミナー06

今こそみんなで 環境衛生の見直しを!

演者:
尾家 重治(公立大学法人山陽小野田市立山口東京薬科大学 薬学部)

共催:
丸石製薬株式会社

共催セミナー07

血液透析患者のCRBSI対策 ~透析専門施設でのサーベイランスと介入事例~

演者:
谷口 弘美(東葛クリニック病院 看護部)

共催:
スリーエム ジャパン株式会社

共催セミナー08

SARS-CoV-2の基礎から最新研究と実践への応用

座長:
小野 和代(東京医科歯科大学 統合診療機構)

演者:
片山 和彦(北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学研究室/大学院感染制御科学府ワクチン学研究室 教授)

共催:
花王プロフェッショナル・サービス株式会社

共催セミナー09

地域で取り組む感染対策~施設の枠を超えた活動~

演者:
目崎 恵(新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院)

共催:
アイテック阪急阪神株式会社

共催セミナー10

効果的な安全機能付き翼状針を導入するには ~『問題分析』『導入経緯』『使用実績』の紹介~

演者:
佐々木 周人(一般財団法人厚生会 仙台厚生病院 統合医療安全管理室)

共催:
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

中止プログラム

下記セッションは中止となりました。

  • シンポジウム4 (オリンピックイヤーを迎えて)輸入感染症への取り組み:水際での対応と地方・都心での対策
  • ワークショップ1 多職種間連携に必要なコミュニケーション力~毎日が輝けるように~
  • ワークショップ2 学ぶ成果が高まる研修計画