年会長挨拶
第60回日本生物物理学会年会
年会長・実行委員長
金城政孝
(北海道大学 大学院先端生命科学研究院)
日本生物物理学会の第60回年会を、2022年9月28日から30日までの3日間、北海道の南に位置します、函館市の函館アリーナ並びに函館市民会館を中心に開催予定です。
生物物理学は生物を対象として生物、物理、化学、情報、宇宙までを含む非常に幅広い研究者が参画して展開する学問です。そのために会員が一堂に参加する年会は最新の情報を持ちより、議論する一番重要なイベントと考えています。
以上のことを基本としてこの第60回年会は、オンサイト、つまり対面での開催を目指しています。但し、会員の皆様には現地でのご参加を第⼀にお考え頂きますが、ウイルス感染状況その他により、現地へお越し頂けない⽅には、オンラインでご発表・ご参加頂けるように、同時にハイブリッド形式で開催すべく準備を進めております。
本年会では、会員によるポスター発表と、口頭発表となるシンポジウムを中心に、研究を支えて頂いている企業との交流を目指して、バイオフィジックスセミナ―(BPセミナー)その他の企画も進行中です。
特に、例年参加者が多く、たいへん楽しみにしています。懇親会に関しても、何らかの形で開催できるよう検討を行っています。
また今回も高校生・高専生の参加を広く募集しています。学会員の一般ポスター発表に交じって、自由な意見交換ができるよう、希望しています。
ポスター発表・シンポジウムともハイブリッドの特徴の一つ、オンラインを利用したオンデマンドによる聴講も計画しています。しかし、一方でハイブリッドでの開催準備となれば、参加者の皆様にも多大な準備や協力を必要と考えています。この点、何卒、ご理解を頂きますと幸いです。
年会の会場で、多くの皆様と御会いできるとことを心から楽しみにしています。これまでの年会と同じように、生物物理学の交流を楽しむ第60回大会に、ぜひご参加ください。