第6回クリニカルバイオバンク学会シンポジウム

会長挨拶

この度、学会理事会にて、第6回クリニカルバイオバンク学会シンポジウムは完全オンラインにて2021年5月29日、30日に延期開催することが確定致しました。早速、オンライン開催での利点を最大限に活用した新たなプログラムの作成に向けて鋭意、準備を進めているところでございます。
 昨今のゲノム医学の飛躍的な発展により、研究的なニーズに加えて臨床現場で最先端の解析機器を用いた遺伝子解析を行い、診断・治療に必要なデータを抽出するクリニカルシークエンスの確立が急務の課題となっています。そのためには、「診療情報と直結した生体試料の確保」と、「生体試料の合目的な高い品質管理」が必要であり、「迅速かつ少数検体の解析を行い、診療へフィードバックする」ことが求められます。当学会では、バイオバンク及びクリニカルシークエンスに関するシステムや技術についての最新の情報交換の場を提供することを目的として2015年に第1回シンポジウムを開催、昨年開催の第5回シンポジウム(福岡)では250名を超える参加者が集い、協賛・展示企業も40社を超え、年々この分野への注目と参加者の熱意が高まっていることが感じられます。
 2021年の第6回シンポジウムでは、「ゲノム医療の展開における診療施設併設型バイオバンクの果たすべき役割」をテーマとして、問題点の整理と解決策を見出すことを目指します。
 学会シーズンでもあり、大変お忙しい時期かと思いますが、万障お繰り合わせの上、より多くの皆さんに2日間ご参加頂き、様々なお立場の方からご意見を拝聴できる機会になれば、と願っております。

 2020年12月吉日

大会長  西原 広史
第6回クリニカルバイオバンク学会シンポジウム
大会長 西原 広史
(慶應義塾大学医学部臨床研究推進センター・腫瘍センター 教授)