第33回日本リウマチ学会近畿支部学術集会

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会長挨拶

第33回日本リウマチ学会近畿支部学術集会

会長  松井 聖

(兵庫医科大学医学部糖尿病内分泌・免疫内科学講座 特別招聘教授)

 第33回日本リウマチ学会近畿支部学術集会は、2024年9月7日(土)、8日(日)の2日間、神戸国際会議場(神戸市)で開催させて頂きます。前任の佐野統教授が第25回を主宰させて頂いて以来、当教室の主宰となります。その当時の学術集会と違って、会期は2日間、講演中心のプログラムから近畿支部学会員の参加型プログラムとなっております。近畿支部では更なる発展のために、第32回をホップ、第33回をステップ、第34回をジャンプと位置付けております。 第33回はステップの年、プログラム委員会の委員は運営委員より若手の学会員を推薦頂き、新プログラム委員が17名、また、近畿6府県から整形外科医、内科医から各1名以上はプログラム委員に加わって頂いており、地域偏在にならないように配慮させて頂きました。また、分野マネージャーは留任して頂いており、第32回学術集会の良い点は継承し、改善点は修正していくプログラムにしたいと考えております。

 

 第33回学術集会のテーマは「未来のリウマチ学・医療を描く」とさせて頂きました。第32回のホップの年のテーマが「今、医療の原点を考える」でしたから、原点を考えた後は、ステップの年として一歩進めて、「未来を描いてもらう」ためにこのテーマとさせて頂きました。また、学会のプログラムは、8分野(身体機能、手術、脊椎関節炎、関節リウマチ一般、膠原病、基礎研究、看護、小児)のオピニオンリーダーの講演、シンポジウム、一般演題を考えております。更に、関節エコー講習会も予定しております。

 

 開催形式は、新型コロナの感染症の分類も2類から5類に変更になっておりますが、十分な感染対策を行いながら、コロナ禍で得たWeb配信を組み込んだ形で、現地参加・現地発表とどのように組み合わせるかを検討したいと思います。

 

 学術集会が、有意義な「学びの場」、「交流の場」となりますように、近畿支部学会員に加えて、一人でも多くの小児リウマチ医、コメデイカルスタッフの皆様の御参加、活発な意見交換を心よりお待ちしております。