ご挨拶
第42回内分泌代謝学サマーセミナー
会長 北村 忠弘
群馬大学生体調節研究所 代謝シグナル解析分野 教授
42回内分泌代謝学サマーセミナーは2024年(令和6年)7月11日(木)~13日(土)、群馬県渋川市伊香保町「旅館森秋」で開催いたします。
内分泌代謝学サマーセミナーを伊香保温泉で開催するのは、第30回(2012年)の小島至教授(群馬大学)と第40 回(2022年)の小澤一史教授(日本医科大学、佛教大学)に次いで3回目の開催となります。COVID-19の感染症法の位置づけが2023年5月より5類に移行したこともあり、内分泌代謝学サマーセミナーの本来の目的である国内の内分泌代謝の研究者が一堂に会し、研究発表はもちろん、寝食を共にすることで情報交換や親交を深め、今後の研究活動に役立てることを目指し、完全現地参加型で行う予定にしています。完全現地参加型は2019年(令和元年)の束村博子教授(名古屋大学)が下呂温泉で開催されてから5年ぶりとなりますので、一人でも多くの方に伊香保温泉にお越し頂けますことを期待しております。伊香保温泉は東京からは新幹線利用で2時間ほどと比較的良い立地条件にあります。開催場所の旅館森秋は1868年(明治元年)創業の老舗旅館で、伊香保温泉の名所である石段街まで徒歩3分ですので、研究会の休憩時間にでもレトロな温泉街の風情を楽しんで頂ければと考えています。また、源泉掛け流しの黄金の湯はもちろん、食事をしながらの歓談のひと時も楽しんで頂ければ幸いです。
今回のメインテーマは非常にシンプルに、「内分泌、代謝研究は面白い!」といたしました。我が国における医学基礎研究を目指す若者の減少が危惧されて久しいですが、一向に改善の兆しが見えておりません。日本経済の低迷、アカデミアポストの不足、医師研修制度、専門医制度などいくつかの理由が挙げられていますが、シンプルに医学の基礎研究の面白さ、必要性を十分に若い世代に伝えられていないからだと思います。今回のサマーセミナーでは難しい理屈は抜きにして、ただただ内分泌、代謝研究の面白さ、素晴らしさを肌で感じて頂く機会にできればと考えています。その意味でも学生さんを含め、若い研究者にも参加して頂き、シニア研究者と親睦を深めて頂ければと思います。なお、今回は関東圏以外からポスター発表に来られる学生、大学院生の皆さん全員にトラベルグラントを進呈する予定です。本会で刺激を受けた若い研究者が将来の日本のアカデミア、産業界を牽引されることを夢見ております。
第42回内分泌代謝学サマーセミナーは2024年(令和6年)7月11日(木)~13日(土)、群馬県渋川市伊香保町「森秋旅館」で開催いたします。
内分泌代謝学サマーセミナーを伊香保温泉で開催するのは、第30回(2012年)の小島至教授(群馬大学)と第40回(2022年)の小澤一史教授(日本医科大学、佛教大学)に次いで3回目の開催となります。COVID-19の感染症法の位置づけが2023年5月より5類に移行したこともあり、内分泌代謝学サマーセミナーの本来の目的である国内の内分泌代謝の研究者が一堂に会し、研究発表はもちろん、寝食を共にすることで情報交換や親交を深め、今後の研究活動に役立てることを目指し、完全現地参加型で行う予定にしています。完全現地参加型は2019年(令和元年)の束村博子教授(名古屋大学)が下呂温泉で開催されてから5年ぶりとなりますので、一人でも多くの方に伊香保温泉にお越し頂けますことを期待しております。伊香保温泉は東京からは新幹線利用で2時間ほどと比較的良い立地条件にあります。開催場所の森秋旅館は1868年(明治元年)創業の老舗旅館で、伊香保温泉の名所である石段街まで徒歩3分ですので、研究会の休憩時間にでもレトロな温泉街の風情を楽しんで頂ければと考えています。また、源泉掛け流しの黄金の湯はもちろん、食事をしながらの歓談のひと時も楽しんで頂ければ幸いです。
今回のメインテーマは非常にシンプルに、「内分泌、代謝研究は面白い!」といたしました。我が国における医学基礎研究を目指す若者の減少が危惧されて久しいですが、一向に改善の兆しが見えておりません。日本経済の低迷、アカデミアポストの不足、医師研修制度、専門医制度などいくつかの理由が挙げられていますが、シンプルに医学の基礎研究の面白さ、必要性を十分に若い世代に伝えられていないからだと思います。今回のサマーセミナーでは難しい理屈は抜きにして、ただただ内分泌、代謝研究の面白さ、素晴らしさを肌で感じて頂く機会にできればと考えています。その意味でも学生さんを含め、若い研究者にも参加して頂き、シニア研究者と親睦を深めて頂ければと思います。なお、今回はポスター発表をする学生、大学院生の皆さん全員にもれなくトラベルグラントを支給させて頂く予定です。応募資格をご確認の上、ふるってご応募ください。本会で刺激を受けた若い研究者が将来の日本のアカデミア、産業界を牽引されることを夢見ております。