Society planning

学会企画

学会企画

柿内三郎記念賞/柿内三郎記念奨励研究賞/奨励賞/JB論文賞/ JB審査員賞 授賞式および受賞講演

日時:11月10日(木) 9:00-11:00
会場:第1会場(レセプションホール)

第60回定時総会

日時:11月10日(木)12:20-13:00
会場:第4会場(234)

JBシンポジウム

ユビキチン・プロテアソーム研究のニューフロンティア

日時:11月11日(金) 9:00-11:00
会場:第3会場(国際会議場)
主催:日本生化学会JB編集委員会
オーガナイザー
佐伯 泰(東京都医学総合研究所)
村田 茂穂(東京大学)
佐伯 泰(東京都医学総合研究所)
村田 茂穂(東京大学)
稲田 利文(東京大学)
川原 裕之(東京都立大学)
大竹 史明(星薬科大学)
林 剛介(名古屋大学)
出水 庸介(国立医薬品食品衛生研究所)
ユビキチン・プロテアソーム系はほぼ全ての細胞機能を調節する生体に必須のタンパ ク質分解経路である。近年、PROTACに代表されるユビキチン創薬の爆発的な進展 により、ケミカルバイオロジーと連携したユビキチン・プロテアソーム研究が世界的 に拡大している。本シンポジウムでは、翻訳調節や相分離などの新しいユビキチンバ イオロジー研究、最先端ストラテジーによる標的タンパク質分解誘導剤やユビキチン 化学プローブ開発、さらにそれらを活用した次世代型ユビキチン・プロテアソーム研 究に取り組む第一線の研究者が集結し、最新の知見を紹介する。

マルチレイヤー解析技術によるシグナル伝達・生命現象の解読

日時:11月9日(水) 16:40-18:40 
会場:第15会場(131+132)
主催:日本生化学会JB編集委員会
オーガナイザー
井上 飛鳥(東北大学 大学院薬学研究科)
斉藤 毅(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構)
井上 飛鳥(東北大学 大学院薬学研究科)
斉藤 毅(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構)
櫻井 勝康(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構)
寿野 良二(関西医科大学)
GPCRを始めとする受容体研究は、受容体活性がオンオフの二成分で単純化されるこ とが多い。近年、バイアスシグナル活性が着目されてきており、複数のシグナル伝達 のバランスの重要性が認知されつつある。本シンポジウムでは、神経システムのオピ オイド受容体をモデルとして、多次元的なシグナル情報を活用して、薬効に直結する 神経回路の活性・抑制作用を明らかにする取り組みについて、リガンドレベル、構造 レベル、細胞レベル、個体レベルの最先端の研究手法を本シンポジウムで取り上げ る。シンポジストは学術変革B「生理因数分解」の参画者であり、現在進行形で展開 するスケール横断的な生命現象のシグナル解読と今後の展望を議論する。

生化学若い研究者の会 「若手研究者を繋ぐコミュニティの在り方」

日時:11月9日(水)13:20-14:50
会場:第1会場(レセプション)
オーガナイザー
山本 桐也(東京大学)
加藤 裕介(北陸先端科学技術大学院大学)

山本 桐也(東京大学)
加藤 裕介(北陸先端科学技術大学院大学)
井上 聡太(京都大学)

近年では、若手研究者を対象とした研究集会や研究者コミュニティの形成が進んでいる。このような研究者コミュニティは同分野に限らず異分野における交流の場としても貴重であり、複数のコミュニティに所属している若手研究者も少なくないだろう。昨今の情勢を鑑みると、これらのコミュニティがうまく機能し、成熟していくことはこれからの研究発展に欠かせないものになると考えられる。生命科学分野の若手研究者が集う「生化学若い研究者の会」は日本生化学会後援のもと、1958年から活動している若手の会であり、主に「生命科学夏の学校」の運営、「キュベット委員会」、「支部活動」の3つの活動を行っている。本シンポジウムでは、生化学若い研究者の会を例に、これからの若手研究者コミュニティの在り方について議論することを目的とする。

男女共同参画推進企画ランチョンワークショップ
To be PI or non PI, that should be a question

2022年11月11日(金)12:10-13:00
会場:第2会場(141+142)
主催:日本生化学会男女共同参画推進委員会
【プログラム】
12:10~12:15 委員長 挨拶  二木 史朗(京都大学化学研究所)
       パネラー紹介  白壁 恭子(立命館大学)
12:15~12:25 パネラーによる自己紹介(予定) 北爪しのぶ(福島県立医科大学)
                       木村洋子(静岡大学)
12:25~13:00 聴衆参加型パネルディスカッション

男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、ともに責任を担うべき社会」であると男女共同参画社会基本法に定義されています。この定義には考えさせられる点が多く含まれています。まず「自らの意思によって」:あらゆる場面で「男女の割合」の高低が議論されますが、その割合は社会が決めるものではなく、本来各個人の「意思」によって自然と定まるべきなのではないでしょうか。もう一つは「ともに責任を担うべき社会」:研究者が責任を担うということはどのようなことでしょうか?「PI(principle investigator)になる」ことだと考える方もおられるかもしれません。
 今ワークショップを企画するにあたり、女性PI数人に率直な意見を聞いてみましたが「安易に女性研究者にPIを勧められない」と言う方が何人かいらっしゃいました。子育てや介護など、背負うものが大きすぎるというのがその理由です。そして解決策の一つとして、non PIとして継続的に(=任期なしで)研究に関われる仕組みがあれば、柔軟に働けるのではという意見もありました。確かに「non PIとして継続的に研究に関われる仕組み」というのは、女性だけでなく男性研究者にとっても働きやすく、望ましい仕組みかもしれません。ただその一方で、non PIで継続的に働けてしまうと、本来PIとして活躍できる人材がPIを目指さないという弊害も生まれるかもしれません。
 これらを踏まえて本ワークショップは、「non PIとして継続的に働ける仕組み」と「PIとしてチャレンジする魅力」を話題として取り上げ、フランクに意見交換したいと考えています。女性、男性研究者を含めた様々な立場の方が参加され、男女共同参画社会のみならず今後の日本の科学研究をどう発展させていくかについて、改めて考える場になれば大変うれしく思います。
 お弁当(無料!)を楽しみつつ、一緒にディスカッションしてみませんか?男性研究者の方のご参加もお待ちしております。

*男女共同参画学協会連絡会加盟学会会員の方は本企画にかぎり自由参加可
 事前に日本生化学会事務局(jbs-ho@jbsoc.or.jp)までお申し込みください

日本医学会連合 加盟学会連携フォーラムRNA binding proteinの生化学:生理機能 と神経疾患における役割

日時:11月9日(水) 16:40-18:40 
会場:第13会場(431)
共催:日本神経学会
オーガナイザー
山中 宏二(名古屋大学環境医学研究所)
永井 義隆(近畿大学医学部)
廣瀬 哲郎 (大阪大学生命機能研究科)
藤井 雅寛 (新潟大学医歯薬総合研究科)
永井 義隆 (近畿大学医学部)
山中 宏二 (名古屋大学環境医学研究所)
RNA結合タンパク質(RBP)は、遺伝子発現や細胞機能制御の様々な局面で多様な 役割を担っているが、近年、液・液相分離をはじめとしたRBPの相互作用の生理 的・病的役割が次々に明らかになっている。本シンポジウムでは、RBPの生理機能 や神経変性疾患における役割について最新の知見を紹介し、本分野の将来展望を議論 する。
jbs
【大会に関するお問い合わせ】
第95回日本生化学会大会事務局
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4
一ツ橋ビル別館4F
株式会社エー・イー企画内
TEL:03-3230-2744 FAX:03-3230-2479
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日本生化学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル3階
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