第43回日本分子生物学会年会

フォーラム

フォーラムはZoomウェビナーで開催します(オンデマンド配信はありません)。

セッション番号について:
開催日 + フォーラム(F)+ -(ハイフン)+ チャネル
(例)1F-01:第 1 日目・第 1 チャネル

※講演言語について: J 日本語  E 英語
ライブ配信時の視聴方法については、改めて詳細をお知らせします。

シンポジウム、ワークショップと同様に、セッション終了後のトークルーム "Meet the speakers" を設けます。演者と個別に話したい方や、演者同士の議論にお使いください。

12月2日(水)
1F-01
J
AMED-CREST/PRIME 研究開発領域紹介:「プロテオスタシスの理解と革新的医療の創出」
AMED-CREST/PRIME -Understanding proteostasis and discovering innovative medical applications-

共催:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED)
日 時:12月2日(水)18:30~20:00
チャネル:Ch 01
オーガナイザー: 永田 和宏(JT生命誌研究館)
遠藤 玉夫(東京都健康長寿医療センター研究所)

AMED-CREST/PRIMEでは、令和2年度に研究開発領域「プロテオスタシスの理解と革新的医療の創出」を発足させた。本領域においては、タンパク質が翻訳され生成してから、最終的に分解を受けるまでの分子基盤の理解に基づいて、神経変性疾患などの種々の難病に対して、革新的な治療戦略につなげることを目標としている。本領域の掲げる「プロテオスタシスの理解」には、翻訳制御や翻訳後修飾、フォールディング過程およびタンパク質分解までを含めた、タンパク質品質管理機構の全般が含まれ、それらを如何に疾患の病態理解につなげ、治療戦略につなげるかが問われている。
今回のフォーラムでは、本領域の研究開発統括から領域の概要を紹介するとともに、領域アドバイザーから関連研究に関する話題提供、さらに第一期の採択者から、これまでの研究内容および本領域における研究計画について紹介する。これらを参考に、次年度、次々年度の更なる応募を期待したい。

18:30~18:45 趣旨説明
永田 和宏(JT生命誌研究館):研究開発総括
18:45~19:05 【リボソーム動態制御による翻訳品質管理の分子機構と生理的意義】
稲田 利文(東北大学):領域アドバイザー
19:05~19:25 【細胞質における糖鎖生物学-細胞恒常性維持の包括的理解を目指して】
鈴木 匡(理化学研究所):AMED-CREST
19:25~19:45 【翻訳後修飾によるオルガネラ・ホメオスタシスの分子機構と生理作用の解明】
松田 憲之(公益財団法人東京都医学総合研究所):AMED-CREST
19:45~20:00 【相分離によるオートファジーの駆動原理】
藤岡 優子(公益財団法人微生物化学研究会):PRIME
1F-02
J
細胞内膜交通の超高時空間分解能ライブイメージング
Live imaging of intracellular membrane traffic at ultrahigh-spatiotemporal resolution

共催:認定特定非営利活動法人 綜合画像研究支援
日 時:12月2日(水)18:30~20:00
チャネル:Ch 02
演者:中野 明彦(理化学研究所・光量子工学研究センター副センター長)
オーガナイザー: 登田 隆(広島大学大学院統合生命科学研究科)
川本 進(認定NPO法人綜合画像研究支援 /千葉大学真菌医学研究センター)

生命科学を先導する分子生物学において、高分解能可視化技術がこれまでに果たしてきた役割は大きく、我々は、その具体例を分子生物学会フォーラムの場で、種々の分野で活躍している先端的研究者による講演を介して、毎年紹介して来た。今回講演をお願いした中野明彦博士は、分子細胞生物学・遺伝学手法と最先端の光学顕微鏡技術を駆使して、細胞内膜交通におけるタンパク質選別輸送の分子メカニズムを追求してきた世界的研究者である。ノーベル賞受賞者Randy Schekman研究室で酵母遺伝学を駆使した研究をスタートし、小胞体-ゴルジ体間輸送に必須な低分子量GTPase Sar1を発見した。近年は理化学研究所にて光量子工学研究センター 副センター長・生細胞超解像イメージング研究チーム チームリーダーとして、最新鋭の超解像共焦点ライブイメージング顕微鏡を開発し、細胞内膜交通過程及びゴルジ体をはじめとするオルガネラ構造の詳細、さらにそのダイナミズムの高速超解像可視化に成功してきた。本フォーラムでは、細胞内膜交通研究の最前線を、分野外の研究者にもわかりやすい形で、話していただく予定である。

1F-03
J
新型コロナウイルス禍と科学コミュニケーション
Covid-19 and Science communication
日 時:12月2日(水) 18:30~20:00
チャネル:Ch 03
オーガナイザー: 佐野 和美(帝京大学)
飯田 啓介(フリーランス)

COVID-19の世界的な流行に伴い、2020年の私たちは、社会構造から人と人との関係性に至るまで、これまでとは全く違う世界の中で過ごしてきた。
そのような中で、科学コミュニケーションは何ができたのだろうか。そして、何をしてきたのだろうか。リスクを伝えるリスクコミュニケーションの中では、専門家の発信する情報をわかりやすく伝えるだけではなく、自粛要請や三密回避など、受け手の行動を変えることも求められてきた。これまで、何らかの方法で市民に科学を伝えてきた人たちの中には、COVID-19についてのコミュニケーションに使命感を感じつつも、十分に果たせない責任に焦燥感を感じていた人も少なくないだろう。
本フォーラムでは、実際にCOVID-19のリスクコミュニケーションに関わった経験などを共有しながら、このような災害時、リスクを伝えることの必要性や難しさを、みなさんとディスカッションできればと考えている。経験事例をお持ちの方はもちろん、これから何かできることがないかと考えている方にも参加してもらえればと思っている。

18:30〜18:40 趣旨説明
18:40〜19:00 話題提供
COVID-19に関連して行われた科学コミュニケーションの事例と課題。
以下の3名からの話題提供を予定しています。
和田 濱裕之(京都大学)
山岸 敦(理化学研究所)
佐野 和美(帝京大)
19:00〜20:00 ディスカッション
リスクを伝える状況下での科学コミュニケーションの役割など、参加者の皆さんの実体験なども交えて議論をしたいと思っています。
1F-04
J
遺伝子改変実験の安全管理の最前線
Front line of safety management of genetic modification experiments
日 時:12月2日(水)18:30〜20:00
チャネル:Ch 04
オーガナイザー: 田中 伸和(広島大学)
畑田 出穂(群馬大学)

遺伝子改変実験の安全管理を行う人は、常に自分の機関で遺伝子組換え実験やゲノム編集実験が適切に行われているか心配されていることと思う。「全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会(大学遺伝子協)」は、文部科学省・生命倫理・安全対策室と連携をとりつつ、各機関でカルタヘナ法の順守のもとで遺伝子改変実験が安全かつ合理的に実施できるよう様々な支援を行っている。具体的には、遺伝子改変実験の安全管理者を対象とした研修会の実施、カルタヘナ法に具体的な記載のない各種生物ごとの拡散防止措置の例示、教育訓練の教材の提供、個別事案への回答などにより、所属会員に留まらず多くの機関で安心できる遺伝子改変実験の管理環境づくりの手助けを行っている。本フォーラムでは遺伝子改変実験の安全管理における大学遺伝子協の最新の取り組みを紹介する。遺伝子改変実験の安全管理に興味ある方であれば、どなたでも参加を歓迎する。

18:30~18:35 趣旨説明
田中 伸和(広島大学)
18:35~18:50 大学遺伝協が取り組む我が国の遺伝子改変実験の安全管理
田中 伸和(広島大学)
18:50~19:05 胞子形成する遺伝子組換え生物を逃がすな!
西内 巧(金沢大学)
19:05~19:20 一般市民は遺伝子組換え/ゲノム編集技術をどう見ているか
足立 香織(鳥取大学)
19:20~19:35 みんなで使える遺伝子組換え実験の教育教材
三浦 竜一(東京大学)
19:35~19:50 どうなる?遺伝子ドライブ技術
田中 俊憲(沖縄科学技術大学院大学)
19:50~20:00 総合討論
畑田 出穂(群馬大学)
1F-05
J
虫の会(まじめ版)7:昆虫研究新時代
The seventh insect meeting: New era of Entomology
日 時:12月2日(水)18:30~20:00
チャネル:Ch 05
オーガナイザー: 横井 翔(農研機構 生物機能利用研究部門)
仲里 猛留(ライフサイエンス統合データベースセンター)

昆虫は地球上の生物種の3/4以上を占め、私たちに多様な生物現象を見せてくれる。昆虫が好きで生物の研究者になった人も多いと思われる。この「虫の会」は若手の昆虫研究者の中でおもしろい昆虫やおもしろい昆虫の現象を研究している人が演者になっていただき、ご自身の昆虫研究の面白さを大いに語っていただく。参加対象は昆虫の研究者はもとより、かつて昆虫少年少女だった人、今でも昆虫が好きな人、昆虫好きの人間の生態を観察したい人などである。
一方、近年のシーケンス技術の発達、RNA干渉やゲノム編集技術の発達などによって、昆虫独特の「おもしろい生命現象」を分子・遺伝子レベルで解析することが可能になった。また公共データベースにおいても昆虫のデータは爆発的に伸びており、これらのデータを利用したゲノムレベルで昆虫の進化に関して考察した論文もpublishされ始めた。本フォーラムを通じ、昆虫研究の新たな進展のきっかけとなれば幸いである。

「アリのアリズム -日周リズムとその社会的制御-」
藤岡 春菜(大阪市立大)
「多胚性寄生蜂における多胚形成の分子メカニズム」
坂本 卓磨(東京農工大学大学院 連合農学研究科)
「ワサビを食べるショウジョウバエ:味覚・嗅覚の進化メカニズム」
鈴木 啓・松永 光幸・Noah K. Whiteman(UC Berkeley)
1F-06
J
拡大するTOR世界の新展開
A New Horizon of the Expanding TOR World
日 時:12月2日(水)18:30〜20:00
チャネル:Ch 06
オーガナイザー: 丑丸 敬史(静岡大学)
前田 達哉(浜松医科大学)

TORキナーゼは栄養・増殖因子・ストレスに応答する結節点(ハブ)タンパク質として、広範囲のイベンを制御することで細胞の成長・増殖・分化・老化・生存を通して生物の一生を包括的に統御する。TOR活性の制御機構も長年謎に包まれてきたが、ここ数年、我が国からこれをブレークスルーする新発見が続々と発信されている。本フォーラムでは、TOR自身の制御機構の実態とTORによる新たな細胞命運決定現象とその機構に迫ることで、「TORとは何か?」を問い直したい。

18:30〜18:45 「アミノ酸によるmTORC1活性調節はRagulator構造に依存する」
名田 茂之(大阪大学)
18:45〜19:00 「TORC1が活性化経路を二つ有する意義」
荒木 保弘(大阪大学)
19:00〜19:15 「アミノ酸応答mTORC1シグナル経路のCa2+シグナルを介した制御機構」
高原 照直(名古屋大学)
19:15〜19:30 「mTORシグナルによる領域特異的な細胞増殖と器官サイズ制御」
角谷 美典(奈良先端大学)
19:30〜19:45 「高水圧で探る酵母TORC1の機能 〜細胞内アミノ酸濃度はいかにして維持されるのか?」
阿部 文快(青山学院大学)
19:45〜20:00 「翻訳開始因子eIF4Aのパラログは選択的にmRNAに結合しmTOR阻害に伴う翻訳抑制を調節する」
七野 悠一(理化学研究所)
1F-07
J
チューブリン脱チロシン化酵素vasohibinの生物学
Biology of tubulin-detyrosinating enzyme, Vasohibin
日 時:12月2日(水)18:30〜20:00
チャネル:Ch 07
オーガナイザー: 鈴木 康弘(東北大学 未来科学技術共同研究センター)
古谷 裕(理化学研究所 開拓研究本部)

Vasohibin(VASH)ファミリーは血管新生制御因子として単離・同定されたが、その生理作用は多岐にわたり、癌をはじめとする様々な病態に深く関わっている。VASHファミリーはVASH1とVASH2の二つの遺伝子から構成され、それぞれ細胞内においてsmall vasohibin binding protein(SVBP)とヘテロダイマーを形成して安定化し細胞外へ分泌される。最近、VASH-SVBP複合体がαチューブリンC末端のチロシン残基を特異的に切断する酵素(チューブリン脱チロシン化酵素)として同定され、微小管の翻訳後修飾の一端を担うことが明らかとなった。現在、VASHの多様な生理作用の詳細を解明すべく、世界中で活発に研究展開されている。
本フォーラムでは様々な領域の研究者による講演を行い、多くの方にVASH研究の面白さ・奥深さを知っていただくと同時に、活発な議論を通じてVASH研究の新しい潮流を生み出す機会となることを期待している。

『VASH研究の背景と動向』
鈴木 康弘(東北大学)
『VASH1-SVBP複合体の結晶構造から明らかになった自己調節機構』
西野 達哉(東京理科大学)
『物性学的アプローチによるVASH機能発現の理解』
池田 真教(東北大学)
『腎疾患の進行におけるVasohibinの役割』
田邊 克幸(岡山大学)
『VASH2とがん微小環境』
北原 秀治(東京女子大医科大学)
『TGF-β活性化抗体によるVASH2を介した早期肝がん形成と転移促進モデルマウスの開発』
古谷 裕(理化学研究所)
1F-08
J
「管」から繋げる異種混合型バイオロジー
Neo-vascular biology connecting tube
日 時:12月2日(水)18:30〜20:00
チャネル:Ch 08
オーガナイザー: 村松 昌(熊本大学・分子血管制御分野)
木戸屋 浩康(大阪大学・情報伝達分野)

あらゆる生物は管の集合体である。哺乳類から魚類・昆虫・植物に至るまで多細胞生物の生体内には、血管・リンパ管・気管・消化管・維管束など多数の管が存在しており、それぞれが特徴的な機能を発揮することで生命活動が支えられている。これら機能的・形態的に多様な管は、それぞれの分野にて個別の研究対象とされてきたが、その本質には共通点があるのではないのか?本フォーラムでは、管を愛する研究者が集い、生物が保持・進化させてきた管を新たな視点から見直すことで、これまでにない「異種多管の融合」を触媒させるものとしたい。多様な管を繋げて通り抜けたその先には、これまでの生物学では見いだせなかった新たな境地が広がっているだろう。

18:30〜18:32 「趣旨説明:管を愛する全ての研究者へ」
木戸屋 浩康(大阪大学)
18:32〜18:47 「管の中に管つくる、植物の管づくり」
宮島 俊介(奈良先端科学技術大学院大学)
18:47〜19:02 「植物の「管」を創って調べる」
近藤 侑貴(神戸大学)
19:02〜19:17 「真正粘菌変形体の管ネットワークの機能性と空間適応性」
國田 樹(琉球大学)
19:17〜19:32 「見えてきたリンパ管の新たな役割と関連疾患」
吉松 康裕(新潟大学)
19:32〜19:47 「魚類を用いた血管発生学~血管の由来から多彩な役割について~」
中嶋 洋行(国立循環器病研究センター研究所)
19:47〜19:57 「ディスカッションタイム」
フォーラムに参加しているあなた
19:57〜20:00 「総括:私は管になりたい」
村松 昌(熊本大学)
1F-09
E
RNAが鍵となる遺伝子発現制御の未解決問題解明への挑戦
Challenge to resolve mysteries in the RNA-mediated regulation of gene expression
日 時:12月2日(水)18:30〜20:10
チャネル:Ch 09
オーガナイザー: 前田 明(藤田医科大学 総合医科学研究所 遺伝子発現機構学研究部門)
大野 欽司(名古屋大学大学院 医学系研究科 先端応用医学部門 神経遺伝情報学分野)

生命現象の根幹である遺伝子発現とその制御に、多種多様なRNAが関わっている事実は動かせない。長い間未解決だった問題に果敢に挑戦している若者に集まってもらった。医学とは直接関係がない地味な研究である。しかし、このような基礎研究が難治疾患の原因の解明につながり、それが革新的な治療法の原理を提供することは、歴史が証明している。未発表データを中心とした発表を求め、研究最前線の国際会議で味わえる醍醐味を実現する。

Various RNAs are involved in the regulation of gene expression, a fundamental mechanism of life. We invited young scientists who are challenging to elucidate the problems that still remains unsolved. It is not directly related to the medical applications, however, history reminds us such basic studies provide the rationale of pathology leading to the innovative therapies. We ask them to present their unpublished data, as in the frontiers of international conferences.

18:30~18:37 Introduction
Akila Mayeda
(Institute for Comprehensive Medical Science, Fujita Health University)
18:37~18:52 Closely related RNA helicases, UAP56 and URH49, form distinct TREX and AREX complexes that promote specific pre-mRNA splicing followed by selective mRNA export
Ken-ichi Fujita
(Institute for Comprehensive Medical Science, Fujita Health University)
18:52~19:07 Possible new splicing mechanism via intronic ARE
Yuki Matsuura
(Dept. of Biological sciences, Tokyo Metropolitan University)
19:07~19:22 HSATIII lncRNAs dictate primate-specific response to thermal stress through the dual mechanisms of splicing control
Kensuke Ninomiya
(Graduate School of Frontier Biosciences, Osaka University)
19:22~19:37 The orchestration of transcription and coupled RNA processing
Takayuki Nojima
(Sir William Dunn School of Pathology, University of Oxford, U.K.)
19:37~19:52 The splicing mechanism that secures large exons encoding intrinsic disordered regions of transcription factors
Akio Masuda
(Center for Neurological Disease & Cancer, Nagoya Univ. Graduate School of Medicine)
19:52~20:07 Loss of the fragile X syndrome protein FMRP results in misregulation of nonsense-mediated mRNA decay
Tatsuaki Kurosaki
(Center for RNA Biology, University of Rochester, U.S.A.)
20:07~20:10 Conclusion
Kinji Ohno
(Center for Neurological Disease & Cancer, Nagoya Univ. Graduate School of Medicine)
1F-10
J
生命科学のデータベース活用法2020
Life Science Databases -introduction of NBDC funded programs
日 時:12月2日(水)18:30〜20:00
チャネル:Ch 10
オーガナイザー: 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)

生命科学のデータはいまや膨大な量になっており、公共のデータベースを利活用し、新たな知見を導くことが研究活動に不可欠な時代になっています。
本フォーラムでは、蛋白質、ゲノム、糖鎖、代謝物、化合物などのデータベースの開発者・研究者からデータベースの利活用方法をご紹介します。

18:30~18:36 趣旨説明
箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
18:36~18:48 Protein Data Bank Japan(PDBj)
工藤 高裕(大阪大学蛋白質研究所)
18:48~19:00 糖鎖科学ポータルGlyCosmosの最新情報
木下 聖子(創価大学・理工学部・糖鎖生命システム融合センター)
19:00~19:12 ChIP-Atlas: 公共 ChIP-seq データを利活用できる
沖 真弥(京都大学大学院 医学研究科 創薬医学講座)
19:12~19:24 植物ゲノム情報統合ポータルサイトPlant GARDENの構築
磯部 祥子(かずさDNA研究所)
19:24~19:36 MicrobeDB.jpの活用法
黒川 顕(国立遺伝学研究所)
19:36~19:48 疾患ヒトゲノム変異の生物学的機能注釈を目指した多階層オミクスデータの統合
鈴木 穣(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻生命システム観測分野)
19:48~20:00 MetaboBank
有田 正規(情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所/理化学研究所 環境資源科学研究センター)
1F-11
J
有性生殖物語・原生生物編「生態、フェロモン、クロマチン、そして進化」

(原生生物学会企画フォーラム)
- A narrative of sexual reproduction based on protistology -

共催:日本原生生物学会

日 時:12月2日(水)18:30~20:15
チャネル:Ch 11
オーガナイザー: 福田 康弘(東北大学)
有川 幹彦(高知大学)

生物が子を作ることを生殖という。生殖は、自己のコピーを増やす無性生殖と、配偶子という特別な細胞の融合を伴う有性生殖とに大別される。有性生殖は、次世代のゲノムに遺伝的多様性をもたらすことができる点においては重要であるが、その一方で、配偶子細胞の分化、対となる配偶子の探索、さらには次世代1個体を生み出すのに2つの配偶子を必要とするなど、多大なコストがかかる生殖様式でもある。このようなコストを要する有性生殖が様々な真核生物において普遍的に観察されるという事実は、「有性生殖のパラドックス」として古くから知られる問題である。
「有性生殖のパラドックス」に対する解を求めて「赤の女王」仮説など様々な説明が試みられている。しかしながら、その骨子は後生動物や陸上植物などから得られた知見に基づいたものである。真核生物の世界は極めて多種多様であり、進化系統的な観点から考えると、真核生物の多くを占めるのは原生生物(酵母を除く単細胞性の真核生物の総称で、後生動物や陸上植物とは進化的に大きく離れる。)である。したがって「有性生殖のパラドックス」を議論するためには、原生生物の有性生殖および有性生殖様の現象にも注意を払わなければならず、場合によっては有性生殖の再定義も必要だと言えよう。
本フォーラムでは、原生生物の有性生殖についてユニークな切り口から掘り下げた研究を展開している新進気鋭の研究者を招き、最新の知見を交えて独自の有性生殖論を紹介していただく。さらに「有性生殖論(NHK ブックス)」や「生老死の進化(京都大学学術出版会)」の著者である高木由臣氏より、有性生殖の定義と意義にまつわる話題を提供していただく。これらを肴として、皆様と共に「有性生殖のパラドックス」に関する議論をオンラインで楽しむ機会にできれば幸いである。

18:30〜18:33 趣旨説明
18:33〜18:45 土金 勇樹(東京大学)
18:45〜18:57 伴戸 寛徳(東北大学)
18:57〜19:09 杉浦 真由美(奈良女子大学)
19:09〜19:21 福田 康弘(東北大学)
19:21〜19:41 高木 由臣
19:41〜20:15 総合討論
12月3日(木)
2F-02
J
JSTさきがけ「生体における微粒子の機能と制御」第1回成果報告会
Function and control of fine particles in a living body

共催:科学技術振興機構
日 時:12月3日(木)18:30〜20:30
チャネル:Ch 02
オーガナイザー: 中野 明彦(理化学研究所・光量子工学研究センター)

近年、PM2.5やカーボンナノチューブなど環境中の微粒子(外因性微粒子)の生体内への影響や、エクソソームなど生体内で形成された微粒子(内因性微粒子)の機能が注目されています。2017年10月に発足したJSTさきがけ「生体における微粒子の機能と制御」研究領域では、微粒子の体内動態や機能の解明、さらにはそれらの制御に関する研究開発の推進によって、微粒子により惹起される生命現象の本質的な課題に取り組んでいます。今回、第1回成果報告会として、2017年度採択のさきがけ研究者の中から6名の研究者が、さきがけプログラムとして開発した微粒子解析測定技術と疾患や老化に関与する微粒子研究成果を分かり易く紹介します。
さきがけ「微粒子」の研究成果を幅広い見地から評価、ご助言いただきますとともに、成果の活用・展開への機会といたしたく、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。

18:30 開会の辞
中野 明彦(理化学研究所・光量子工学研究センター)
18:35~ 「一次繊毛由来微粒子の多次元動態と制御」
池上 浩司(広島大学・大学院医系科学研究科)
18:54~ 「エクソソームの量と質を制御するメカニズムの解明」
小根山 千歳(愛知県がんセンター研究所・腫瘍制御学分野)
19:13~ 「単一エクソソームトランスクリプトーム解析法によるエクソソーム内 RNA の網羅的解析」
金 秀炫(東京大学・生産技術研究所)
19:32~ 「バーコード化EVが可能とするEV研究の新展開」
小嶋 良輔(東京大学・大学院医学系研究科)
19:51~ 「遊離核酸断片の生体機能の解明と制御法の開発」
高橋 暁子(公益財団法人がん研究会・がん研究所 細胞老化プロジェクト)
20:10~ 「形状と組成情報に基づく 1 粒子解析技術の開発」
龍崎 奏(九州大学・先導物質化学研究所)
2F-03
J
Big data virology: 「データ駆動」ウイルス学の未来を若手が考える
Young scientist forum for the future of data-driven virology
日 時:12月3日(木)18:30~20:00
チャネル:Ch 03
オーガナイザー: 伊東 潤平(東京大学)
河野 暢明(慶應義塾大学)

超並列シーケンサーに代表される網羅的計測機の登場により、生物学がビッグデータ時代に突入して久しい。ウイルス学もその例外ではなく、ウイルスの網羅的同定を行うVirome解析や感染検体のマルチオミクス解析を筆頭に、大規模データ解析によりウイルスの多様性および宿主・生態系との関係性が紐解かれつつある。しかし、他分野と比較して、ウイルス学におけるバイオインフォマティクス技術の利用が遅れていることは否めない。また、新型コロナウイルスの世界的大流行に際し、ウイルス学における「データ駆動」研究の重要性は日々増しつつある。
本フォーラムでは、ウイルス学、ゲノム微生物学、および生命情報学の若手が一堂に会し、ウイルス学における「データ駆動」研究の未来を考える。ウイルス学の主要な課題を整理し、最新のデータ解析技術がこれらの課題をどのように解決しうるか議論することで、ウイルス研究の今後の潮流を若手から提案したい。

18:30〜18:33 趣旨説明
伊東 潤平(東京大学)
18:33〜18:50 公的シーケンスデータ解析のウイルス研究への応用可能性
伊東 潤平(東京大学)
18:50〜19:07 シングルセル解析の射程とウイルス研究
尾崎 遼(筑波大学)
19:07〜19:24 ウイルスの初期進化と高速進化を解き明かす
松井 求(東京大学)
19:24〜19:41 メタゲノムインフォマティクスとウイルス研究
森 宙史(国立遺伝学研究所)
19:41〜20:00 総合討論
2F-04
J
幹細胞・再生医療研究の新展開~AMED幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム
Meeting with The Program for Technological Innovation of Regenerative Medicine(AMED)

協賛:国立研究開発法人日本医療研究開発機構
日 時:12月3日(木)18:30〜20:30
チャネル:Ch 04
オーガナイザー: 岩間 厚志(東京大学)
阿久津 英憲(国立成育医療研究センター)

日本医療研究開発機構(AMED)では、再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)において、幹細胞・再生医学分野の発展や次世代の革新的な再生医療の実現や幹細胞を用いた創薬応用に資する基礎的研究を支援しています。再生医療分野の裾野を広げ、幅広い研究シーズの発掘のため、専門分野に限らずオープンな形での研究の推進を目指しています。また、人材育成を目指して、特に若手研究者による研究を応援しています。
今回は現在プログラムに参画している若手研究者の中から、ヒト胎盤由来幹細胞の細胞特性、新規キメラ作製法による臓器再生、間葉系前駆細胞集団の分化指向性、心筋細胞のクロマチン高次構造、HLA全ホモ接合多能性幹細胞の開発、高可塑性腸上皮オルガノイドのリプログラミング法という多様な6課題の発表を通して、幹細胞・再生医学研究の今後の新しい展開と可能性について議論したいと思います。

18:30~18:35 趣旨説明
岩間 厚志(東京大学)
18:35~18:52 Epigenetic restriction of human pluripotency by silencing of the chromosome 19 miRNA cluster
岡江 寛明(東北大学)
18:52~19:09 円盤状胚盤を形成する哺乳類から樹立した多能性幹細胞とその利用
小林 俊寛(自然科学機構)
19:09~19:26 ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単離方法の開発
宝田 剛志(岡山大学)
19:26~19:43 心臓発生・心筋細胞分化における核内クロマチン高次構造の動態と制御
野村 征太郎(東京大学)
19:43~20:00 iPS細胞を用いた染色体異常研究とその修復への挑戦
林 洋平(理化学研究所)
20:00~20:17 上皮傷害関連再プログラム化による高可塑性細胞開発
油井 史郎(東京医科歯科大学)
20:17~20:30 総合討論
岩間 厚志(東京大学)、阿久津 英憲(国立成育医療研究センター)
2F-05
J
骨格筋細胞研究がリードする新しい健康科学の分子生物学新基軸
Skeletal muscle cell research guides novel axis of molecular biology in new health sciences
日 時:12月3日(木)18:30〜20:30(延長有)
チャネル:Ch 05
オーガナイザー: 跡見 順子(東京農工大学工学部材料健康科学寄付講座)
朝倉 淳(University of Minnesota Medical School)

COVID-19パンデミックは、日常の健康の重要性を国民が認識する機会となった。不要不急の外出制限のなか、不活動、不規則な生活、過食、鬱病傾向が増大する。これらに対し、自らの意志で骨格筋にマイルドストレスを加えることで、細胞-身心代謝を駆動し脳活動も正常に保ち、コロナが悪化させる肺感染症等がもたらす炎症に抗する免疫能を促進する。いまこそ随意筋である骨格筋の基礎研究から緊急事態に対応し、且つ未然に防止可能な人々の健康を支える科学へと発展させようではないか。本フォーラムでは、健康を支え可塑性を担う遅筋、多様な運動を可能にする脳神経-筋の制御や、代謝や生体リズムとの関連など「”随意筋・骨格筋”」について、様々な角度からの先端的研究を紹介する。スポーツに勝つための骨格筋ではなく、細胞から成り、全身を統合的に活性化する骨格筋に注目して新しい健康科学の分子生物学的新機軸を提案する。時間を延長しての討論も行いたい。

第一部
18:30〜18:35
挨拶・主旨説明
跡見 順子(東京農工大学)
18:35〜18:50 講演1抗重力筋分子シャペロン研究が生んだ細胞身心一体科学による健康寿命延伸
跡見 順子(東京農工大学)
18:50〜19:05 講演2骨格筋ミオシンの分子特性と骨格筋における機能発現
茅 元司(東京大学)
19:05〜19:20 講演3骨格筋の抗重力について考える
瀬原 淳子(京都大学)
19:20〜19:35 講演4Spinal V1 neurons ensure selective patterns of motor neuron recruitment during locomotion
東島 真一(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)
19:35〜19:50 講演5骨格筋の進化発生学
日下部 りえ(理化学研究所)
19:50〜20:05 講演6骨格筋細胞とマウスのメカニカルストレス制御モデルを使った運動研究
平澤 恵理(順天堂大学)
20:05〜20:20 講演7サーカディアンリズムと骨格筋再生
朝倉 淳(ミネソタ医科大学幹細胞研究所)
20:20〜20:30 ディスカッション クロージング
2F-06
E
EMBOのハンズオントレーニングをうけてみよう: 論文執筆と投稿戦略
Hands-on training by EMBO: "Manuscript Writing & Publishing Course"
日 時:12月3日(木)18:30~20:00
チャネル:Ch 06
オーガナイザー: 多田 政子(東邦大学)
斉藤 典子(がん研究会がん研究所)

Writing a compelling research paper is an important part of science and essential for a successful career in academia. Scientific research ‘counts’ when it is published - typically in the form of a peer reviewed research paper, but increasingly also in other ‘Open Science’ formats such as preprints. Quality control of research papers is important so that the research community and public can rely and build efficiently on the research findings. It is critical to understand rules and systems for journal publication, including the peer-review and editorial processes. In this forum, Dr. Bernd Pulverer, chief editor of The EMBO Journal and head of Scientific Publications at EMBO Press, will provide an overview including research integrity. Dr. Maria Polychronidou will then provide an instruction on how to write a good paper. The main target of this forum is postdoctoral fellows and graduate students who are at relatively early stages of scientific careers. However, more senior/established scientists are also welcomed, as they are teaching students, and also responsible for their own papers. This forum is a part of the satellite symposium, International Symposium for Female Researchers in Chromatin Biology (ISFRCB2020).

18:30~19:10 Transparent Publishing & Open Science: how to share reproducible data
Bernd Pulverer (chief editor of The EMBO Journal and head of Scientific Publications at EMBO Press)
19:10~20:00 Writing a Scientific Research Paper
Maria Polychronidou (senior editor at Mol Sys Biol and manager of EMBO editorial training activities)
2F-07
J
脳の構造と機能を左右する分子たち
The key molecules to determine the structure and function in the brain
日 時:12月3日(木)18:30~20:00
チャネル:Ch 07
オーガナイザー: 隈元 拓馬(東京都医学総合研究所)
釣木澤 朋和(産業技術総合研究所)

哺乳類の発生段階において脳の構造そして機能を決定する分子たちが存在する。これらの分子の発現や機能の異常は脳構造異常を引き起こし、自閉症をはじめとする多くの精神神経疾患につながることが明らかになってきた。しかし、そのメカニズムを解明するには、分子の発現・機能異常が「どの発達段階」に「どこの脳領域」で生じた結果、精神神経疾患につながるのかを4次元的に考察する必要がある。したがって精神神経疾患関連分子の機能を生体レベルで深く理解するには、領域横断的な、幅広い発達段階においての実験的エビデンスを集めることが重要である。本フォーラムでは脳の構造と機能を左右する分子に着目し、各々の分子とその先天的発現異常が脳構造や機能の異常をどのように引き起こし、結果として精神行動異常につながるのか、異なる発生プロセスの面から議論したい。

18:30~18:50 【自閉症モデル動物における介在ニューロン障害】
野村 寿博(Northwestern University, Department of Physiology)
18:50~19:10 【動物モデルにおける機能MRI研究:NIDA-IRP@NIHへの留学を通して】
住吉 晃(放射線医学総合研究所)
19:10~19:30 【シナプス機能を規定する分子】
三木 崇史(同志社大学)
19:30~19:50 【抑制性シナプス伝達を担う分子とそのダイナミクス】
丹羽 史尋 (IBENS (Institute of Biology Ecole Normale Superieure), PSL research University, INSERM)
19:50~20:00 【まとめ】
隈元 拓馬(東京都医学総合研究所)
2F-08
J
糖質によるタンパク質の翻訳後修飾と疾患
Post-translational modification of proteins by carbohydrates and diseases

共催:日本メイラード学会
日 時:12月3日(木)18:30〜20:00
チャネル:Ch 08
オーガナイザー: 大矢 友子(修文大学)
高橋 素子(札幌医科大学)

糖質による翻訳後修飾(糖鎖修飾や糖化反応)はタンパク質の機能制御を担っており、糖尿病合併症や生活習慣病、アレルギー、がんなどの発症・進展メカニズムに深く関与している。質量分析を用いたプロテオミクス解析、糖鎖解析、免疫学的解析等から得られた知見を基に、細胞死制御、膜タンパク質の構造と機能制御、免疫機能制御など様々な観点から翻訳後修飾と疾病との関連を考察し、診断や治療への応用の可能性を深く掘り下げて議論したい。

18:30~18:31 趣旨説明
高橋 素子(札幌医科大学)
18:31~19:01 次世代型糖鎖抗体を使った消化器がんの新たな病態解析
三善 英知(大阪大学大学院医学系研究科)
19:01~19:26 食物アレルゲンの糖鎖や糖化修飾がアレルギー発症に与える影響について
戸田 雅子(東北大学)
19:26~19:43 肺コレクチンと上皮成長因子受容体の糖鎖の相互作用による肺腺がんの制御機構
長谷川 喜弘(札幌医科大学)
19:43~20:00 糖尿病合併症やがん発症・進展に関与するHeat shock protein(Hsp27)の糖化修飾解析
大矢 友子(修文大学)
2F-09
J

「ゲノムの安定性維持機構の破綻による細胞影響から病態理解へ」

ストレスの多さはゲノムから:複製ストレス、転写ストレス、DNAダメ ージ
Genome instability: from cellular effects to diseases -How to manage genomic stress derived from replication, transcription and DNA damage-

日 時:12月3日(木)18:30〜20:00
チャネル:Ch 09
オーガナイザー: 荻 朋男(名古屋大学 環境医学研究所)
村井 純子(慶應義塾大学 先端生命科学研究所)

昨今何かとストレスの多い世の中だが、我々のゲノムもDNA損傷、複製フォークの停止、複製と転写の衝突など日々ストレスに晒されている。ゲノムへのストレス蓄積は、ゲノム安定性維持機構の破綻につながり、がんや老化など多様な疾患の原因となるので、疾患予防を考えると、ストレスが蓄積した細胞は、安定化した上で生存、または選択的に死ぬことが望ましい。本フォーラムでは、最新のゲノムの安定性維持機構について、複製ストレス、転写ストレス、DNAダメージ応答の視点から議論し、疾患予防や治療戦略につなげたい。

【ユビキチン化修飾による転写共役修復の制御】
荻 朋男(名古屋大学 環境医学研究所)
【難治性DNA損傷とその修復の分子機構】
笹沼 博之(京都大学 大学院医学研究科 放射線遺伝学)
【がん細胞特異的なDNA複製ストレスを標的とするATR阻害療法の可能性】
塩谷 文章(国立研究開発法人 国立がん研究センター)
【G1期細胞におけるDNA二本鎖切断修復経路の選択機構】
柴田 淳史(群馬大学 未来先端研究機構 シグナル伝達研究プログラム)
【複製ポリメラーゼεの校正活性はカンプトテシンによるDNA損傷における安全な複製停止に寄与する】
廣田 耕志(東京都立大学理学研究科化学専攻)
【複製ストレス制御因子SLFN11が織りなす生命現象の理解】
村井 純子(慶應義塾大学 先端生命科学研究所)
2F-10
J
インスリン研究の新展開
New frontier for insulin study
日 時:12月3日(木)18:30〜20:45
チャネル:Ch 10
オーガナイザー: 奥村 正樹(東北大学)
李 映昊(韓国基礎科学支援研究所)

150年もの歴史があるインスリンは化学・生物・物理・医学といった様々な分野において非常に良く研究されてきた。インスリンの一生は立体構造の獲得、会合、分泌、インスリン分解酵素による分解など様々なイベントに曝されるが、未だ各ステップにおける分子動態は謎に包まれている。例えば、インスリンの3本の分子間・分子内ジスルフィド結合の形成が立体構造の獲得において必要であるが、そのジスルフィド結合形成経路さえわかっていない現状である。そこで、新進気鋭な若手研究者を中心にインスリンの温故知新について、化学合成(荒井)、品質を担保するための生体内システム(奥村)、必須微量元素セレンの影響(斎藤)、分子構造と凝集(李)、病理(蜷川)、細胞内での振る舞い(畠山)など学際的な視点から紹介し、インスリン研究の展望を議論する。

18:30~18:35 趣旨説明
奥村 正樹(東北大学)
18:35~18:55 【カルコゲン化学を利用した新規インスリン製剤候補の開発】
荒井 堅太(東海大学)
18:55~19:15 【小胞体内ジスルフィド結合触媒ネットワークとインスリンフォールディングの品質管理】
奥村 正樹(東北大学)
19:15~19:35 【膵β細胞機能制御因子セレノプロテインPの機能と疾患】
斎藤 芳郎(東北大学)
19:35~19:55 【インスリンアミロイド線維形成形成の熱力学的原理】
李 映昊(韓国基礎科学支援研究所)
19:55~20:15 【抗精神病薬オランザピンは、副作用としてプロインスリンのミスフォールディングとその分解を惹起する】
蜷川 暁(京都大学)
20:15~20:35 【膵β細胞内部におけるインスリン分泌顆粒の挙動計測】
畠山 裕康(北里大学)
20:35~20:45 総合討論
李 映昊(韓国基礎科学支援研究所)
2F-11
J
インシリコ創薬を支える最先端情報科学
Frontier informatics for in silico drug discovery
日 時:12月3日(木)18:30~20:00
チャネル:Ch 11
オーガナイザー: 大上 雅史(東京工業大学 情報理工学院)
山本 一樹(東京大学 アイソトープ総合センター)

近年のAI・機械学習技術の急速な発展は、あらゆる学術分野に「予測に基づく科学の加速」をもたらした。創薬においても例外ではなく、巨額の医薬品開発コストを大幅に削減する可能性が、情報科学技術に期待されているところである。本フォーラム企画では、インシリコ創薬において活用される情報科学・計算技術について議論することを目的とする。具体的には、深層学習に代表される機械学習や統計解析手法、大規模分子シミュレーション計算等を応用することによるシード化合物予測、ドラッグライク化合物デザイン、標的結合構造解析などを扱う。また、近年特に注目されるシティズンサイエンス(市民科学)の創薬分野への応用についても触れ、今後どのような情報科学技術が創薬分野に貢献できるかを議論したい。

18:30~18:35 趣旨説明
18:35~18:50 講演「並列計算を駆使したタンパク質間相互作用予測」
大上 雅史(東京工業大学 情報理工学院)
18:50~19:05 講演「分子シミュレーション技術を用いたタンパク質-リガンド間の分子認識メカニズムの解析」
吉野 龍ノ介(筑波大学 医学医療系 トランスボーダー医学研究センター)
19:05~19:20 講演「SIEVE-Score: 相互作用を学習することによるタンパク質−リガンド結合予測手法」
安尾 信明(東京工業大学 物質・情報卓越教育院)
19:20~19:35 講演「共溶媒分子動力学シミュレーションにおける創薬向け共溶媒セットの構築」
柳澤 渓甫(東京工業大学 情報理工学院)
19:35~19:50 講演「創薬における計算と人智の融合、群衆リソース活用の動向」
叢雲 くすり(VR @souyakuchan)
19:50~20:00 総合討論、まとめ
2F-12
J
脂質多様性を基軸とした炎症・免疫制御
Modulation of inflammation and immune responses by lipid diversity
日 時:12月3日(木)18:30〜20:00
チャネル:Ch 12
オーガナイザー: 古賀 友紹(熊本大学 発生医学研究所)
武富 芳隆(東京大学大学院 医学系研究科)

炎症・免疫応答の調節に関わる因子の中で、サイトカインやケモカインなどのタンパク質に比べて、脂質は取り扱いの難しさと多様性の高さゆえに未知な点が多く残されている。リピドミクス技術の向上や脂質関連分子の遺伝子改変マウスのラインアップの充実を始め、昨今の脂質研究の発展により、「脂質の量」に加え、脂質分子の構造における二重結合の数や位置(ω3やω6など)、脂肪酸側鎖の長さなど、「脂質の質」の多様性が、生体の恒常性の維持、あるいは疾患調節に連関することが徐々に明らかとなってきている。そこで本フォーラムでは、脂質の質の変化が各種免疫細胞の機能、あるいは炎症・免疫疾患の病態調節にいかに関わるかの新しいメカニズムについて、脂質研究の第一線を担う若手研究者が紹介するとともに、炎症・免疫制御における脂質の重要性および将来展望について議論する。

18:30〜18:35 趣旨説明
オーガナイザー
18:35〜18:50 【ロイコトリエンB4とその受容体BLT1による樹状細胞の機能制御】
古賀 友紹(熊本大学 発生医学研究所)
18:50〜19:05 【オメガ3/6必須脂肪酸の代謝による免疫・アレルギー・炎症反応の制御機構】
長竹 貴広(医薬基盤・健康・栄養研究所)
19:05〜19:20 【T細胞の機能分化を司る脂質イムノメタボリズムの分子作用点】
遠藤 裕介(かずさDNA研究所 オミックス医科学研究室)
19:20〜19:35 【不飽和脂肪酸代謝による骨格筋再生における免疫細胞の機能制御】
小池 博之(日本医科大学大学院医学研究科)
19:35〜19:50 【細胞外脂質代謝によるアレルギーの制御】
武富 芳隆(東京大学大学院医学系研究科)
19:50〜20:00 総合討論とまとめ
オーガナイザー
12月4日(金)
3F-02
J
「UJA留学のすゝめ2020」 日本の科学技術を推進するネットワーク構築
Functional network of Japanese researchers to promote science and technology

共催:一般社団法人海外日本人研究者ネットワーク(UJA)
日 時:12月4日(金)18:30〜20:00
チャネル:Ch 02
オーガナイザー: 本間 耕平(慶應義塾大学)
赤木 紀之(福岡工業大学)

2014年の日本分子生物学会から毎年,私たち海外日本人研究者ネットワーク(UJA)は,フォーラムを企画してきた。そこでは海外で活躍する日本人研究者の方々と海外での成功の秘訣や世界のサイエンスの現状を共有し,会場全体でのパネルディスカッションでは日本人研究者が世界で活躍できる高機能なネットワーク作りについて熱く議論した。また、2013年に行ったアンケートでは、多くの研究者は海外留学への興味を持っているものの、留学への不安とリスクを感じていることが明らかとなっている。さらに2019年度に行われたアンケートでは新しい時代に対応した研究者のあり方が見えてきている。本フォーラムでは、UJAネットワークを使って世界中の研究者の留学経験を語ってもらい、アンケート解析結果もふまえて、個々人の研究留学の効用を最大化するための議論をする。

18:30~18:35 趣旨説明 UJA紹介
赤木 紀之(福岡工業大学)
18:35~18:42 【イギリスへ博士課程進学】
石田 光南(University of Cambridge, Ph.D. course)
18:42~18:49 【イギリスへ研究留学】
柳田 絢加(University of Cambridge)
18:49~19:56 【ドイツへ研究留学】
川上 直人(Ludwig-Maximilians University Munich)
18:56~19:03 【フランスへ研究留学】
多田 智(大阪大学神経内科)
19:03~19:10 【スイスへ研究留学】
清水 健太郎(University of Zurich)
19:10~19:17 【オーストラリアへ研究留学】
高木 夕希(日本医科大学)
19:17~19:24 【中国へ研究留学】
新鞍 陽平(南京大学モデル動物研究所)
19:24~19:31 【アメリカへ研究留学】
岸 誠司(川崎医科大学)
19:31~19:38 【アメリカへ研究留学】
森岡 翔(バージニア大学医学部)
19:38~20:00 UJAアンケート解析報告、自由討論
本間 耕平(慶應義塾大学)
3F-03
J
環境因子と生体防御機構をイメージする!
Environmental factors and biological defense mechanism with imaging
日 時:12月4日(金)18:30〜20:00
チャネル:Ch 03
オーガナイザー: 三村 達哉(帝京大学医学部眼科学講座)
吉田 安宏(産業医科大学医学部 免疫学・寄生虫学講座)

環境要因には大気中に浮遊する花粉、大気汚染物質、化学物質などの屋外環境因子や、シックハウス、化学過敏症、タバコ、ダニ、真菌、ペットなどの屋内環境因子などの様々な因子が存在し、これらが複雑に体内に影響することで、生体内に健康被害をもたらす。環境因子は目に見えないことから、原因を特定することが難しいという特徴があり、また細かい粒子であることが多く、呼吸器や血管にまで侵入することにより、喘息などの呼吸器症状、アレルギー症状、神経症状などの様々な症状を引き起こし、また胎児にも影響を与える可能性がある。本フォーラムでは、環境因子が関与する呼吸器疾患、アレルギー・免疫疾患、加齢疾患、シックハウス症候群、眼疾患などの各分野の専門家が、それぞれの立場から、環境因子と生体防御機構をイメージしやすいように解説と議論をする予定である。

18:30〜18:35 【Introduction】
吉田 安宏(産業医科大学)
18:35-18:45 【環境因子と眼表面炎症の病態】
内尾 英一(福岡大学)
18:45〜19:55 【環境中微粒子の体内、細胞内動態、生体・免疫応答機序の解明と外因的、内因的健康影響決定要因、分子の同定を目指して】 
高野 裕久(京都大学)
19:55〜19:05 【黄砂の免疫応答へのエントリー経路と肺のアレルギー増悪】
市瀬 孝道(大分県立看護科学大学)
18:05〜18:15 【環境中微粒子による呼吸器疾患悪化機構の解析】
本田 晶子(京都大学)
19:15〜19:25 【Established imaging analysis for endocytosis of particulate matters】
吉田 安宏(産業医科大学)
19:25〜19:35 【ホルムアルデヒド/アセトアルデヒドにより産生される蛍光性付加体と免疫反応】
中村 純(大阪府立大学)
19:35〜19:45 【世界的に蔓延する穀物のかび毒汚染とかび毒に対する生体防御反応】
福山 朋希(麻布獣医大学)
19:45〜20:55 【原虫感染症における生体内を検出するアッセイ系の樹立】
米澤 朋(長崎大学)
19:55〜20:00 【環境因子による眼疾患に対するセルフケア】
三村 達哉(帝京大学)
20:00 【Conclusion】
三村 達哉(帝京大学)
3F-04
J
質の高い研究活動の実施に向けて〜研究者が今、取組むべきこと〜
Introduction of the Responsible Conduct of Research
日 時:12月4日(金)18:30~20:15
チャネル:Ch 04
オーガナイザー: 池上 徹(東京大学)
原田 英美子(滋賀県立大学)

国は、公正な研究活動を推進するために、不正対応ガイドラインを改定し、不正行為に対する研究者・研究機関の責任を明らかするとともに、適切な不正対応と研究倫理教育の整備等を進めてきた。その結果、不正行為に対する研究者・研究機関の理解も深まり、不正防止のマインドが広く浸透してきた。現在では、不正防止の観点だけではなく、「志向倫理」という概念で、公正な研究活動を推進する取組みが行われ、研究者がより質の高い研究を行うための方法論として注目されている。
本フォーラムでは、質の高い研究活動の実施に向けて、「質の高い研究活動」とはどのような観点で評価され得るものなのか、研究の質を保証する方法論としての統計学、そして、研究不正を通して見える我々の立ち位置、についての講演を予定している。学会会員にとって「質の高い研究活動」を実施する上でのより深い理解・議論につなげたいと考えている。

司会 松下 愛美(外務省)
18:30〜18:35 趣旨説明
池上 徹(東京大学)
18:35〜19:00 なぜ不正行為に及ぶのか?:メトリクス偏重の弊害
田中 智之(京都薬科大学)
19:00〜19:25 アビガン試験で見えた緊急時の研究の信頼性における構造的課題
新谷 歩(大阪市立大学)
19:25〜19:50 研究不正の波を乗り越えて:世界は我々をどう見ているか?
松澤 孝明(日本医療研究開発機構(AMED))
19:50〜20:15 総合討論
3F-05
J
RNAとタンパク質の接点からみるアストロバイオロジー
Astrobiology unraveled from crossroad between RNA and protein

共催: NINSアストロバイオロジーセンター・サテライト研究
「タンパク質の起源に纏わる「鶏と卵のパラドックス」の解決による地球と宇宙での生命誕生場の推定」
日 時:12月4日(金)18:30〜20:00
チャネル:Ch 05
オーガナイザー: 木賀 大介(早稲田大)
赤沼 哲史(早稲田大)

現在の地球生命に至る進化の過程のどこかで、RNAの塩基配列をタンパク質のアミノ酸配列に変換する遺伝暗号システムが成立したことは間違いない。この現存システムでは、アンチコドンを持つtRNAとアミノ酸とを対応付けて結合させる、アミノアシルtRNA合成酵素が重要な役割を担っている。この結合がリボザイムによっても可能であることが、近年の研究で示されてきた。このような例は、RNAワールドとペプチドの出会いの可能性の具現化として興味深い。地球における遺伝物質と機能物質の対応付けがRNAとアミノ酸の間で始まった、というこのシナリオについて、宇宙における生命の普遍性という観点に立脚する際には、種々の環境下でヌクレオチドやアミノ酸がどれだけ豊富に存在したか、という化学進化の視点も重要になってくる。本フォーラムでは、化学進化とアミノアシルtRNA合成反応に焦点を当てることで、生命が用いる遺伝物質と機能物質について、宇宙規模の普遍性について議論したい。

18:30〜18:35 「はじめに:遺伝物質と機能物質の出会いかた」
木賀 大介(早稲田大学)
18:35〜18:55 「宇宙での糖の生成と地球への運搬」
古川 善博(東北大学)
18:55〜19:15 「代謝機能物質の起源:海底熱水噴出孔が果たした役割」
北台 紀夫(海洋研究開発機構)
19:15〜19:35 「天然T-boxリボスイッチから人工的に進化させたアミノアシル化リボザイム」
寺坂 尚紘(東京大学)
19:35〜19:55 「祖先アミノアシルtRNA合成酵素の復元から考える翻訳系の進化」
横堀 伸一(東京薬科大学)
19:55〜20:00 総合討論
赤沼 哲史(早稲田大学)
3F-07
J
AMED再生医療実現拠点ネットワークプログラム(中核拠点)iPS細胞研究の進展
Progress of the AMED Core Center for iPS Cell Research

協賛:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
日 時:12月4日(金)18:30~20:00
チャネル:Ch 07
オーガナイザー: 赤澤 智宏(順天堂大学)
高島 康弘(京都大学 iPS細胞研究所)

AMED再生医療実現拠点ネットワークプログラム(中核拠点)は、高品質で安全な再生医療用iPS細胞ストックの製造を目指し、①基礎的研究、②製造体制の強化、③新規知見・新技術の導入、④分化機関との情報共有を行う、平成25年度からの10年間のプログラムです。新聞、テレビ、インターネットをはじめとしたメディアでは、iPS細胞ストック事業や創薬・細胞治療の進展が報道され、基礎的研究を発信する機会が多くありませんでした。基礎的研究では、安全な再生医療用iPS細胞ストック製造の基盤となる技術開発のみならず、iPS細胞研究の守備範囲を広げることをはじめ、生命科学全体の発展に貢献できる研究を目指しております。本フォーラムでは中核拠点iPS細胞研究所における基礎的研究・新技術の導入にフォーカスして中核拠点の次代を担う研究者4名が最新の研究成果と進展を発表します。

18:30〜18:50 「ヒトナイーブ型iPS細胞を用いた胎盤細胞に関わる分化系譜の解明」
伊尾 紳吾(京都大学 iPS細胞研究所)
18:50〜19:10 「RNAテクノロジーによるiPS細胞選別法の開発」
弘澤 萌(京都大学 iPS細胞研究所)
19:10〜19:30 「Global transcriptome and proteome profiling unveiled the unique post-transcriptional regulations in pluripotent stem cells.」
岩崎 未央(京都大学 iPS細胞研究所)
19:30〜19:50 「非標準的翻訳因子NAT1はプライムド型分化多能性に必要である」
高橋 和利(京都大学 iPS細胞研究所)
3F-08
J
ゲノム研究と医療をつなぐデータベース - ヒト疾患関連データ利活用とELSIを考える -
Biomedical Ethics for Japanese Genotype-phenotype database

共催:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
   臨床ゲノム情報統合データベース整備事業
日 時:12月4日(金)18:30〜20:00
チャネル:Ch 08
オーガナイザー: 加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
山﨑 千里(大阪大学大学院医学系研究科)

日本では2019年度よりがんゲノム医療が本格的にはじまり、ゲノム研究と、医療がつながる社会が実現しつつある。また、研究・診療に伴う膨大なデータの蓄積と、これらのデータをデータベース化し利活用する研究も進んでおり、それに伴う倫理的・法的・社会的課題(ELSI)も指摘されている。そこで本フォーラムでは、「ゲノム研究と医療をつなぐデータベース」として、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)臨床ゲノム情報統合データベース整備事業で開発されている、日本人疾患バリアントデータベース(MGeND: https://mgend.med.kyoto-u.ac.jp)などのヒト疾患関連データの利活用をテーマに、臨床ゲノム情報の利活用の現状と、必要なELSIへの対応等の課題について議論したい。

18:30〜18:35 加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
18:35〜18:50 「日本人疾患バリアントデータベースMGeND」
中津井 雅彦(山口大学大学院医学系研究科)
鎌田 真由美(京都大学大学院医学研究科)
18:50〜19:00 「データベースへのデータ登録と利活用に向けたELSI」
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
19:00〜19:15 「難聴ゲノム研究とバリアントデータベースへのデータ登録」
西尾 信哉(信州大学医学部人工聴覚器学講座)
19:15〜19:30 「日本人疾患ゲノム研究からデータベースに期待すること」
鎌谷 洋一郎(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
19:30〜19:55 質疑応答・総合討論(パネルディスカッション)
パネリスト:徳永 勝士(国立国際医療研究センター)
19:55〜20:00 終わりに
溝上 雅史(国立国際医療研究センター)
3F-09
J
第3回クライオ電顕ネットワーク・ユーザーグループミーティング
Cryo-electron microscopy network user group meeting

協賛:AMED-BINDS
日 時:12月4日(金)18:30〜20:00
チャネル:Ch 09
オーガナイザー: 田中 良和(東北大学)
安達 成彦(高エネルギー加速器研究機構)

現代の構造生物学研究の根幹を支えるクライオ電子顕微鏡解析を支援するシステム(クライオ電顕ネットワーク)が本格的に運用され、利用経験のない研究者も最先端のクライオ電子顕微鏡を利用できる体制が整った。本フォーラムでは、日本中に整備されたクライオ電子顕微鏡装置をさらに効果的に利用していくことを目指し、既存のユーザーだけでなく、今後使用したいと考えている研究者や、施設側の研究者も一堂に会し、クライオ電子顕微鏡装置の利用に関して多角的に議論する。
クライオ電顕を利用した最新の研究成果や施設の取り組みに加え、構造解析のTipsについてもご紹介いただき、多くの電顕ユーザーにとって有意義なミーティングになることを期待している。

開会の挨拶 田中 良和(東北大学)
ご挨拶 日本医療研究開発機構(AMED)

【クライオ電顕施設側研究者による発表】
「OISTのクライオ電顕施設と研修プログラムの紹介」
菅野 亮(沖縄科学技術大学院大学)
「東京大学におけるクライオ電顕施設の紹介」
柳澤 春明(東京大学)
「大阪大学におけるクライオ電顕施設の紹介と実用例」
岸川 淳一(大阪大学)

【クライオ電顕ユーザーによる研究成果の報告】
「ミトコンドリアへのタンパク質搬入ゲートTOM複合体の構造と機能 〜解析の工夫と今後の課題〜」
荒磯 裕平(金沢大学)
「Cryo-EM structures of SERCA2b reveal the mechanism of regulation by the luminal
extension tail.」
張 玉霞(東北大学)
「クライオ電顕・単粒子解析におけるtips」
安達 成彦(高エネルギー加速器研究機構)・横山 武司(東北大学・理研BDR)

総合討論
小田 賢幸(山梨大学)・村田 武士(千葉大学)・仁田 亮(神戸大学)
滝沢 由政(東京大学)・田中 良和(東北大学)
PAGE TOP